広島駅南口バスのりば 完成後に変わる運用

駅ビルの建て替えを含む再整備が進む広島駅南口広場について、
2024年6月2日に新駅ビルの1階に整備された路線バスのりばが暫定的に供用を開始しました。

新しい駅ビル1階の本設バスのりばの一部を開放して運用されているものですが、
工事スペースの都合から、完成時には逆走となる経路を通りバスが発着しています。

全面供用開始後は、バスの通行方向の変更も含め、
運用がガラリと変わることとなります。

 

 

暫定供用中のバスのりばと整備中ののりば

暫定供用を開始した時のレポートです。
画像を一部抜粋します。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 2024年6月2日、新駅ビルの1階に整備された路線バスのりばが供用を開始しました。 新駅ビルの

 

 

 

 

駅ビル側の1~5番のりばから、まだ開放されていない島を回り込みUターンして6~9番のりばが設けられています。

 

間の島は2階からの階段・エスカレーターなどが整備中で、まだ開放されていません。

 

現状のままでは、進行方向右側にのりばがあり乗降できません。

 

 

完成時の通行は一方向で運用

完成時の南口広場1階のレイアウトです。

 

広島駅南口広場レイアウトの比較(1階)
(広島市公式ホームページ『事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/1032/237218.html)より、1階レイアウト図を加工)

 

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が進めている、広島駅南口広場の再整備について、 9月3日、広島市は南口広場のレイアウト案を公開しました。 これにより、路面電車の高架化によ

 

図のように、完成時は全てののりばでJPビル側から中央部に向かって一方向に車両が進むレイアウトとなります。
Uターンする現在の通行方向は暫定運用状態であり、現在の6~9番のりばは島の形状も含めて一新される予定です。

現状はのりばの島に行くための駅ビル内ルートができておらず、
出口側のスペースは路面電車の橋桁工事エリアとなっているため、このような運用となっています。

 

JPビルディングへのペデストリアンデッキ付近。

 

暫定供用の現状はデッキの下を往復するようなルートですが、
これが一方通行となります。

バススペースのキャパ不足から、これまでは広島駅周辺にバス停が分散していた問題を解決すべく、
新たな南口広場内には22バースのバス乗降場が設けられる予定です。

 

来年3月24日の駅ビル「minamoa」開業以降も南口広場の工事のため、暫定利用は続く予定です。
最終的な完成は、2026年度末となる計画です。

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