広島経済の中心、中区紙屋町で損保ジャパン日本興亜が自社ビルの建て替え工事を行っています。
旧ビルを解体して新築されるビルは「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」。
2020年4月の竣工を目指し、高さ54.24m、地上13階・地下1階、延約1万3,000平方メートルのオフィスビルが建設される予定です。
【首相官邸 地方創生推進事務局】:都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域の一覧
広島紙屋町・八丁堀地域(地域のプロフィール PDF形式)
前回の状況です。
相生通りを挟み、北側からです。
おお!早くも外壁のPCカーテンウォールの取り付けが始まっています!
北西側、広島ミッドタウンビル前から。
このビルの特徴でもある、角のアールも確認できます。
しかもこの縦のルーバー、単なる四角の断面ではなくカギ状に並んでいることが分かります。
時間帯や角度によって若干違う表情を見せてくれそうです。
東側の路地から。
完成イメージ図の通り、縦スリットの窓が並ぶ外観になります。
これ、八丁堀で建設中のオフィスビル「新広島ビルディング」にそっくりです。
コスト面や環境配慮の面から、これが現在のトレンドなのかもしれません。
もしくは両者の設計を手掛ける三菱地所さんの流行りか。
よーく見ると先程書いたような工夫もあり面白いのですがね。
高さも増してきました
南東側の角から、路地を西に進みます。
大量の電線が鬱陶しい…。ここの地中化はまだでしょうか。
前回8月に比べ、高さも積み上がってきました。6階あたりまで到達しているようです。
角にはカーテンウォールを取り付けるための支持具が確認できます。
なお、建物の躯体は完成時にはもう少し手前まで拡大します。現在はご覧のようにクレーンのスペースと揚重ヤードになっています。
最後は鯉城通り側から。
広島銀行本店が建て替えのため解体されているため、当ビルが鯉城通りから見えるようになっています。
これも今しか見られない光景ですね。
「損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル」は2020年4月の竣工予定です。