広島銀行本店 建て替え新築工事 2019.09(Vol.9)

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した紙屋町交差点近くの本店ビルの新築プロジェクトを進めています。
新本店ビルは現在地での建て替えとなり地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000平方メートルを誇る、巨大な免震構造のビルが建設されます。
建物四方に配した風の塔により自然換気効果を高めた「エコボイド」といった環境技術も採用。
2021年1月の竣工予定です。

建設期間は南区西蟹屋町の「旧ひろしまMALL」跡に、本店機能を移して営業を続けています。

【広島銀行】:新本店ビルの建設について


完成イメージ(上記プレスリリース資料より)

【広島銀行 新本店ビル】
高さ94.94m、地上19階・地下1階建て
構造:鉄骨造、免震構造
敷地面積:4,452.71平方メートル
建築面積:3,285.00平方メートル
延床面積:47,890.00平方メートル
着工予定:2019年1月1日
完了予定:2021年1月31日

 

前回の状況です。

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した紙屋町交差点近くの本店ビルの新築プロジェクトを進めています。 新本店ビルは現在地での建て替えとなり地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4

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今回は南側から。鯉城通り上空の歩道橋から、少し遠いですが、眺めてみました。

 

電車通り(鯉城通り)の右手側に60m級のビルが並びますが、
画像中央に高さ約95mの広銀新本店が姿を現す事になります。

 

本通電停付近から。

 

 

前回の更新から半月ちょっとしか経ってないので、当然ながらあまり大きな変化はありません。
ビルの並びにポッカリと空いた空間では、地下・基礎工事が行われています。

敷地の先に見えるタワークレーンは、「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」の建設現場です。

広島経済の中心、中区紙屋町で損保ジャパン日本興亜が自社ビルの建て替え工事を行っています。 旧ビルを解体して新築されるビルは「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」。 2020年4

 

上の画像のちょうど真下、地下街「シャレオ」の広銀ビル前への出入り口です。

今まであまり紹介していませんでしたが、ここは旧ビルが解体されるまで、
ビルの敷地内に設けられた階段につながる出入口がありました。あくまで公開空地への階段であり、ビル内と直接繋がっていたわけでは無かったと記憶しています。

 

新本店ビルに建て替えられた時どのように使われるのかは気になりますね。
地下も利用できるフロアが設定されるのなら、ぜひここから直接行き来できるようにしてほしいですね。

前回の記事に頂いたコメントで、このビルのフロアを広銀以外、つまり一般のテナントオフィスとして貸し出すのかどうか、という点で議論になっておりました。

このプロジェクトについては、計画発表の時からウォッチしていますが、
「広銀以外にも貸し出す」という情報は確認しておりません
広島銀行から”新本店ビルを建設します”というリリースがあったので、私は単館ビル(テナントは広銀のみ)であると想定はしていました。

確実なのは、現在市内に分散しているグループ会社をこのビルに統合すること。そして1階にカフェやイベントスペースを設けることです。

【広島銀行】:新本店ビルの建設について

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した紙屋町交差点近くの本店ビルの新築プロジェクトを進めています。 新本店ビルは現在地での建て替えとなり地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4

 

とはいえ、明確に「広銀しか入居しない」と断定された情報を目にしているわけではありません。
紙屋町の中でも、地下街に繋がり目の前にアストラムラインと広電の駅がある超好立地なので、
一般テナントを募集しても需要はあると思います。

広島市はオフィス空室率が3%を切る、かつてないオフィス供給不足の状態が続いています。
現在紙屋町と八丁堀でそれぞれ1棟ずつ中規模オフィスの新築が進んでいますが、
その後続く確定した物件がないので、一般に貸し出してくれるならありがたいです。
広銀としてもそれでテナント収入が得られればいいですね。

今後情報が明らかになればまた整理したいです。

広島経済の中心、中区紙屋町で損保ジャパン日本興亜が自社ビルの建て替え工事を行っています。 旧ビルを解体して新築されるビルは「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」。 2020年4
相生通り沿いの広島市中区幟町で、交差点を挟んで広島三越の向かいに立つ「新広島ビルディング」の建て替え工事が始まっています。 既存ビルの解体後、三菱地所が高さ59.9m、地上14階

 

広島銀行本店ビルは2021年1月末の竣工予定、2021年春の開業予定となっています。

 

■追記(2019/09/22 22:19)

前回のコメントでNMさんが銀行法について触れられていたので調べてみました。
現状は銀行法により、銀行が自らの不動産を外部に賃貸することは不可能だそうです。

分かりやすく記載されているサイトがありました。

地銀の店舗はリストラで外部賃貸できないという規制の無駄

ただし、業界の要望等により、規制緩和に向かいつつある状況のようです。

新本店はかなり大規模なビルなので、開業時は難しいとしても、将来的にテナントに貸し出せることも想定している可能性はありますね。

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5 comments

  1. JK Reply

    外部テナントの導入は不可能ではありません。規制はあるものの、実際に山口銀で空きスペースに飲食店を開業した事例のニュースがありました。
    また、鹿児島銀は本店、本店別館の建て替えに際し下層階に飲食店を中心とした賑わい施設を開業させています。なかなか稀有な事例だと思います。一度検索してみてください。
    広島銀の場合は1-3階は本店営業部を予定しているようですね。福岡銀もずいぶん前から本店営業部にカフェを併設しています。

  2. タミー Reply

    ブログ更新お疲れ様です。

    支店の物件であれば、銀行グループ内の不動産企業が建物を建設所有し、銀行が賃借する形式でオフィスビルを経営というのが一般的である様です。
    しかし、本店となるとまた事情が異なるのでしょうね。

    広島銀行の本店建て替え工事現場の写真を拝見していると、昔、ある程度成功された実業家の方から「いくら自宅を立派にしてもカネを生まないからどうでもよいと思っていたけど、娘の縁談を機会に家を建て替えることにしました。」と聞かされた時のことを思い出しました。

    紙屋町近辺では、広銀本店隣で紙屋町交差点角地にある広電のオフィスビル「トランヴェール」を皮切りに、広島マツダの「おりづるタワー」、「エディオン広島本店西館(新館)」に続き「東館(旧本館)」が今年完成し、本通商店街にある「アンデルセン本店本館(旧帝国銀行広島支店)の建て替え工事」も進んでいます。
    鯉城通を南に下がった白神社前交差点角地の東亜地所本社跡地には同社が東京のホテル会社等と協同で建設している新しいホテルの鉄骨が組み上がりその姿を現す等、本社・本店(ヘッドオフィス)経済が、街の再開発を牽引しているいる印象を強く受けます。

    馬車馬の如くなりふり構わずカネ儲けに邁進した戦後経済から世代交代が進み、外からお客様をお迎えするのに失礼のない程度の「街のお化粧」は必要とされる時代に突入していると思います。

    太田川デルタの河川敷、近郊山々、瀬戸内海の島々等の自然美や、街路樹の緑は、超高層建築や都市高速道路等の幾何学的な人造美が強くあればある程、対比・融合により一層、その美しさが際立つものなので、街の高層化や都市高速道路網等の整備は引き続き迅速に進むことを期待しています。

  3. 銀次 Reply

    広銀本店が完成したら、今の仮本店(ベスト電器跡)はどうなるんだろう?
    跡地利用も気になりますね。
    もう電気屋にはならないでしょうし、向かい側にはケーズデンキが建設中、取り壊してマンション?
    色々気になることだらけです。

  4. ちょいと Reply

    広銀の研修所にする構想があると、どこかの記事に載っていた覚えがあります。

  5. のーてんき Reply

    中心部を徘徊してて気がついたらこと2点

    中区役所の西側にタカキベーカリーが入ってたビルがありましたが、
    ここのビルの取り壊しがはじまっています。

    紙屋町の明治安田生命の1階に入ってた
    ヤマト運輸とキンコースがほぼ同じ時期に移転しました。
    もしかしたら、建て替えの計画があるのかもしれません

    おまけで、TSSの新社屋工場で
    クレーンが立ち上がってます。
    建物本体の建設が始まると考えられます。

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