昨年発売開始されたマツダの新世代車種「MAZDA 3」が、世界の自動車ジャーナリストが選ぶ、
2020ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)に選ばれました!
マツダ車が同賞を受賞するのは、2015-16年の「ロードスター(MX-5)」以来となります。
今年の賞では、最終選考(ファイナリスト)に残った3台の内、2台がマツダ車(MAZDA3、CX-30)という、それだけでも嬉しい状況でした。
惜しくも総合賞(WCOTY)の受賞とはならなかったものの、マツダが提唱する魂動デザインと、世界で初めて量産化した圧縮着火エンジン「SKYACTIV-X」が世界で大きく評価されています。
祝!世界デザイン・オブ・ザ・イヤー!
おめでとうございます!
暗いニュースが多い中、久々に非常に嬉しいニュースですね。
惜しくもWCOTY受賞は逃してしまいました。これはファイナリスト3台に同メーカーが2台選出されるという稀なことが起こった結果、票が割れてしまった可能性もありますね…(^_^;)
それだけ、MAZDA3から始まった新世代車両が世界で評価されているということでしょう。
デザイン賞(WCDOTY)とともに総合賞(WCOTY)のダブル受賞となれば、2015-16年の「ロードスター」以来の快挙となっていました。(デザイン賞とのダブル受賞は賞の創設以来、ロードスターのみ)
マツダは今後、CX-5やMAZDA6などの大型車種を「ラージ群」とし、
より上質なドライビングを追求すべく後輪駆動+直列6気筒エンジンを採用していくことを明らかにしています。
今のこの理念とセンスでつくる直6・FR車・・・想像しただけで胸が踊ります。
まずは目の前の販売が大事になりますが、世界で評価された事実が弾みとなればいいですね。
一通り試乗させてもらっていますが、乗ってみればどれも静粛性が素晴らしく質感の高さに驚きます。
MAZDA OPEN DAY
マツダは、工場を支える地域やファンに感謝する意味を込め、年に1回、工場内を公開するイベント「MAZDA OPEN DAY」を開催しています。
今年は創業100周年ということもあり、昨年より1日多い3日間、5月22日~24日の日程で行う予定としていましたが、
新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、今秋以降に延期されることが決まりました。
【CarWatch】:マツダ、「MAZDA OPEN DAY 2020」開催を今秋以降に延期
丁度いい機会ですし、昨年の「MAZDA OPEN DAY 2019」の画像を公開します。
昨年参加していたのですが、画像が眠ったままになっていました。
メインの「MAZDA3」。
私はハッチバック派です。皆さんはいかがでしょうか。
大きな特徴の一つである迫力あるCピラー周り。
セダンのこのシャープなお尻も好きですね。
スカイアクティブXのバッジ。
こだわりは内装にも。
手で触れる場所、目で見える部分はほとんどがソフトパットになっている上、無駄な造形や分割がなく、洗練されています。
クレイモデルは実際に削ってみることもできました。なんと実際にこの車の開発に使われたものだそうです。
デザイナーと製造現場の努力で生み出される「魂動デザイン」。
いつかはこの「RX-VISION」が元となる本格スポーツカー出してほしいですね。
マニアックな展示があるのも、オープンデーの魅力です。
「ルーチェ ロータリークーペ」、「コスモスポーツ」。
こちらは日本では発売していない車種たち。
大型SUVの「CX-9」。
最近は逆輸入して販売している業者があるとか。
中国専用車種「CX-4」。
全長・全幅大きめですが、これがかっこいいんです。
さらにマニアックな展示がこちら。
「魂動デザイン」の元、エッセンスとなる「御神体」と呼ばれるものです。
確かによく見ると、新世代の車種に見られる造形が表現されています。ここからMAZDA3とCX-30のデザインが生まれたのですね。
ちなみにこれは本物の鉄を切削研磨して作ったもので、重さは200キロもあるそうです(笑)
搬入も大変だったとか。
マシンで削った跡をあえて残し、車体色「マシングレー」の体現にもなっているとのこと。
ということで、私のようなクルマ好き、マツダファンには本当にたまらないイベントとなっています。
今年は秋以降に延期されることが決定しました。コロナはその頃には沈静化していることを願い、
機会があればぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(入場にはHPより申請が必要。予定人数を超えた場合、抽選となります)