マツダは日本時間11月29日、北米ロサンゼルスで行われる「ロサンゼルスモーターショー2018」において、
新型車「MAZDA3」(マツダ3)を発表しました。
「第7世代商品群」の先陣を切る車種です。
「MAZDA3」はマツダの中でも「CX-5」に次ぐセールスを誇る基幹車種で、
世界で初めて実用化した燃焼技術「SKYACTIV-X」や、新しい「魂動デザイン」を採用し、非常に高い注目を集めています。
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発表からブログを書くまで時間が経ってしまいましたが、関心がなかったわけではなくずっとTwitterでワクワクしておりました。
なんといってもこの期待通りのデザインです!
ハッチバックのモチーフになっているのは、2017年の東京モーターショーで初披露された「KAI 魁 CONCEPT」です。
市販車としてドアノブやタイヤのサイズは現実的なところに落ち着いたものの、
相当高いレベルでコンセプトのテイストを残していることに驚きます。
あの太いCピラーとそれによって極限まで小さい窓まで市販車で活かされるとは…。
プレスラインを使わず面の抑揚による反射で動きを与えるデザインが非常に独特でシンプルなのにドラマチック。素晴らしいです。
写真より公式動画の方がその反射がよく分かると思います。
もう一つのMAZDA3、セダンタイプも同時に発表されています。
あれ?ティザー段階からハッチバックばかり注目されていましたが、セダン凄くカッコいい(笑)
現行のセダンから全長が82mmも拡大されたそうで、その伸びやかさはフラッグシップのアテンザ(MAZDA6)のも劣らないですね。正面からは見分けるのが難しそうです。
パワートレーンは、通常のガソリン「SKYACTIV-G」が1.5L、2.0L、2.5Lの3種類、
ディーゼル「SKYACTIV-D」が1.8L、
そして世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」が2.0Lがラインナップされるとのこと。
(日本に2.5Gは入ってこないかな?)
インテリアについてもすべて一新されました。
ソフトパッドも多様され、LCDによるセンターメーターも採用されるなど、アテンザにも迫る装備。
更にトピックなのは、マツダの弱点ともいわれていたナビ「MAZDA CONNECT」(マツダコネクト)の刷新です。
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早く実物を見てみたいものですね。
「MAZDA3」は年明け2019年早々に北米から販売を始め、順次日本でもリリースされる予定です。
新技術の「SKYACTIV-X」については、夏頃のリリースになると複数のメディアで報じられています。
この「MAZDA3」を皮切りに、マツダは第7世代商品に突入します。
経営計画を始め、このところのブランド戦略を見ても、走る楽しさを追求したプレミアムなブランドになろうとしていることは明確です。
自らの立ち位置を高いところに持っていくということは、これから世界各国で欧州プレミアムと言われるようなメーカーやブランドと比較される機会が増えてくると思います。
そうした中でもしっかりとマツダの味を出して対等に勝負できる商品を送り出していってほしいですね。
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