吉島から商工センターにかけて建設中の広島高速3号線 + 広島南道路(一般道)のレポです。
前回の広島高速のレポは昨年9月に観音へ行きましたが、今回は江波地区へ行ってみました。
気づけばあれからもう一年経つのですね…。広島高速の現地レポ、ほとんど行けてませんね。。申し訳ありません。
江波地区にも商工センター方面のオンランプと、逆方面のオフランプが整備される予定でしたが、
つい2年ほど前、事業費削減のため当面の整備は延期された経緯があります。
それでは広島電鉄の江波線が走る舟入通りを下って、東側と西側で分けて紹介しようと思います。
まずは吉島インター方面の東側から。
舟入通りから東側を見た形です。
既に幾つもの橋脚が立ち並んでいます。
現地の看板によると高速3号線下部工事今年の12月28日までとありました。
現在は全体の7割程度まで出来上がっているんじゃないかと思います。
ここから東へ進んで本川(旧太田川)の方まで行ってみますと、
吉島側では一部橋桁が架けられています!
高速道路の建設は工事の様子に毎回驚かされます。写真では半減してしまいますが、迫力がありました。
吉島-江波間、そして江波-観音間は高架部の広島高速に加えて、
平面部の国道2号線広島南道路も同時に整備されます。
宇品方面から江波に行くためには、吉島ランプで降りて平面の一般道を渡る必要があります。
その国道2号線となる一般道も一部で橋桁が架けられており、工事が進んでいます。
高架部と平面部の概略図はこちらをご覧ください。
南側から。江波港から撮りました。
上の概略図からも分かる通り、南側には平面部は当面建設されません。
ではここから舟入通りより西側に参ります。
舟入通りに近い方は東側と同じく、橋脚が並んでいる状態。西側よりは進んでいるように見えました。
西側に進みます。
道の名称がわかりませんが、”広島商業高校の川沿いの道を南に下った道路”です。
このあたりから橋桁の姿が現れます。
一部は道路の床板も。この「まさに建設中」という所を見るのが好きです(笑)
ここから橋桁の南側へ進み観音方面を望む。
素晴らしいです!
奥の方は本体はほとんど完成しているように見えました。
更に西側に進んだ天満川の護岸から、東側の宇品方面を。
ここの護岸を南へ進み、全体を撮ってみます。
天満川をほぼ跨ぐ範囲で上部工事まで済んでいるようです。
観音方面。向こうも橋桁工事が進んでいますね。
撮影している護岸はおそらく最近整備されたのだと思いますが、このように離れて全体を見ることができたり、
間近で迫力ある橋梁を見られたりと、かなりいいロケーションでした。
ではこの護岸を戻って高架の真下まで行ってみます。
左の橋桁が乗っている大きな橋脚が広島高速高架部、右の小さな橋脚は平面の国道です。
土台と橋桁との間に積層ゴムのようなものが見えます。地震の際車が走る床板の揺れを軽減するための対策ですね。
それにしても出島からずっとですが、暫定2車線で土台の片方にしか橋が乗ってないのはさびしいですね。。
橋の北側に周ってみます。
パノラマに繋げ合わせたので歪んでいますが、実際は直線です。
天満川を渡る一般平面部の国道も現在は北側(こちら側)のみの整備です。
こちらは一般平面部の橋桁を受け止める支承となる部分。
こんな様子が見られるのも今だけですね。
今回はこれで以上です。
画像ばかりで、ページを重くしてしまい申し訳ありません(笑)
今度は西部ランプとなる商工センターへ行ってきます。一年後ではなく必ず9月中には!
広島高速3号線第Ⅲ期部分(吉島~商工センター間)を含む広島南道路は、
平成25年度(2013年度)の開通予定です。
■国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所:広島南道路