球場周辺施設A地区(西側)の計画明らかに。練習場や分譲マンション整備へ

広島市は昨年12月26日、マツダスタジアム西側の周辺集客施設予定地「A地区」に関して
三井不動産から提出された新たな修正案を承認し、その内容が明らかになりました。
総事業費は66億円でカープの屋内練習場とゲストハウス型婚礼施設、分譲マンションの3施設が2016年2月までに整備されます。
 
【若林新三 WEBSITE】:市民球場周辺A地区の整備計画を承認
 
stadium-A_image.jpg
(出典:上記ホームページより
 
Nishikuさんにも教えて頂いておりました。ありがとうございます。
 
 
おさらいしますと、スタジアムの周辺集客施設は当初
広島ボールパークタウンとしてヤード跡地のマツダスタジアムの東西にスポーツショップやレストラン、複合エンタテインメント施設(ラウンドワン系)、ホテル、スポーツクラブ、マンションなどをスタジアムの完成から順次整備していく計画でした。
詳しくはこちらの選考結果報告書からどうぞ。
【広島市】:ヤード跡地集客施設等整備の事業予定者の募集・決定
 
ところが経済状況の悪化によりテナント出店の目処が立たなくなり、広島市と三井不動産は計画の延期と修正を決定。
昨年完成したコストコなどの東側B地区はその修正に基づくものでした。
 
 
そして今回、広島駅に近い球場西側のA地区の整備計画が広島市に承認し我々に計画が公表された次第です。
 
まとめますとA地区には
カープ屋内練習場
2014年10月竣工予定
3階建て
延床面接4880平方メートル
ブルペン4ヶ所
1軍の練習場として使用
 
ゲストハウス型婚礼施設
2015年1月竣工予定
3階建て
延床面積4380平方メートル
だれでも利用できるレストランとカフェも整備
 
分譲マンション
2016年2月竣工予定
15階建て
延床面積1万210平方メートル
分譲戸数112戸
 
これら3施設が整備されるとのこと。
契約どおり2015年度末までには全て完了するようです。
 
 
当初の内容からはかなり内容が削られてしまいました。。
アミューズメント性を持った複合エンタテインメント施設(ラウンドワン)や大型スポーツショップなどが提案されていただけに、今回の発表は正直残念に思います。
それにまさか2棟目のマンションが盛り込まれるとは…。
 
将来的に西蟹屋プロムナード(大型スロープ)に接続する形で、広島駅前のCブロックから歩行者専用橋が整備されます。
私が聞いている限りではCブロックが完成する2016年度末以降の事業化予定。
現状より感覚的な距離はグッと短くなります。
本当にこれでいいのか…、勿体無いなと感じてしまいます。
 
 
とはいえ、カープの屋内練習場の建設には驚きました。
もしかしたらオフシーズンなどには選手とファンがふれあえるようなつくりになれば面白いです。
2011年には西区にあったカープの選手寮「三篠寮」が閉鎖され、球場近くの「大州寮」に新築移転しました。
カープタウンになりつつありますね。
 
 
今後動きがあればまたお知らせします。


 

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