広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2016.07(Vol.39) 自由通路の『先』着々と
今回は北口1階の状況から。
6月の更新で取り上げていた1階在来線改札口付近の様子です。
広島駅北口広場改良工事 2016.05(Vol.37) リニューアル範囲拡大
この辺り一帯の仮囲いやフェンスが取り払われ、この新幹線名店街の入り口付近のコンコースがほぼ完成状態になりました。
天井に黒いくぼみ(黒い線のように写っている所)から向こう側が既存の新幹線高架下部分で、こちら側が今回増築した部分になります。
既存部分も見事にリニューアルされ連続した立派なコンコースになりました。
左奥に仮囲いがあります。現状の2階へ上がる階段部分です。
完成時にはこの階段は撤去され、もう少し画面奥側に新しい階段が設けられます。
2階に移動しました。
スゲー・・・・・
参考までに以前の状態が分かる記事を貼っておきます。
新設部分に立ち入る感動はもちろんですが、こういった既存部分が美しくリニューアルされる感動は一際大きいです。
広島駅北口広場改良工事 2015.08(Vol.28) 大部分閉鎖で導線が大きく変化
広島駅北口広場再整備 2013.12(Vol.2) 既存施設の解体開始。
ペデストリアンデッキへ。
かなり形になってきています。
帰宅してから画像を確認しているときに気づいたのですが、1枚目のガラス駅舎ガラス面に何かラッピングされています。
スカイツリーでしょうか?どんなお店が入るのでしょうね。
ペデストリアンデッキからホテルグランヴィア方面へ。
このペデストリアンデッキの下、1階の歩行者通路にも、
2階と同じような膜タイプの上屋が設置されました!
(1枚目と2枚目で撮影日が違います。。)
中央ペデストリアンデッキの建設状況です。
外観はこのようにかなり完成に近づいています。
上屋は上から見ると明かり取りのようなガラスが見えますが、窓ではないようです。(この後紹介します)
中央デッキまで移動します。
養生ネット類が外されて橋桁本体が見えるようになりました。
この中央の通路は最も通行人が多いことを想定し、グランヴィア側、シェラトン側の通路より幅員が広く作られています。(約6m)
上屋を支える柱も通路中央に配置され、他の通路とは異なっています。
終端の構造はいつでも「二葉の里5街区(JR用地)」の再開発ビルと接続できるような形になっています。
計画が動き出すのが楽しみです。
こちらの階段にはエスカレーターも設置されます。
上屋の端に横長の大きな板が取り付けられています。案内板でしょうか。
東側デッキのシェラトンホテル接続部分です。
後発だったこちら側の増築部分とペデストリアンデッキもほとんど完成しましたね。
ただ、増築駅舎の内部は外から見る限り、鉄骨むき出しの状態でした。
今年秋、ペデストリアンデッキは共用を開始します。