広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回4月初めの状況です。
広島駅北口広場改良工事 2016.04(Vol.36) 西側デッキ供用開始!
今回は新幹線高架下の1階、在来線改札口付近の変化から。
今年2月、改札口付近の床や天井、壁面などが美しく生まれ変わりましたが、
その後新幹線名店街側が入れ替わりで閉鎖されリニューアル工事が続けられていました。
5月末頃、その工事も完了し、仮囲いが撤去されました。
広島駅北口広場改良工事 2016.02(Vol.35) 移動されたデッキ&改札付近がリニューアル完了!
改札口付近。
改札を出てすぐの頭上には、本設の新しいサインが設置されています!
北口では仮設の案内板ばかりだったので、このようなものは初めてです。
裏側(柵外から柵内に向かう方向)はまだ何も情報が入っていません。
少し厚みのある案内板の下部には白い溝が確認できます。
これは2階改札内コンコースのサインと同じく、下部がLEDで光るタイプですね。
これが新しい広島駅のスタンダードです!
下の画像2枚は昨日撮影したものです。
改札横の囲いが完全に無くなりました。
緑の柵で囲われている部分は、新幹線名店街の入口付近で、今度はこの部分が閉鎖されてリニューアルに入ります。
このあたりは真っ白な2階と対比して、黒やグレーを基調としたタイルが使用されており、非常に高級感がありますね。
現状では改札は3レーンで、かなりのスペースが余っています。
自由通路が開通すればメインの動線はそちらに移りますから、今後もニーズが高まることは考えにくいです。
どうせなら名店街を拡大させても良いのではないかと思いましたが、修学旅行生など団体客が広島駅を利用する時には重宝しそうです。
こちらは2階の新しいおみやげ街道の前の状況。
天井のリニューアル工事が続いています。
店の前も一部閉鎖され一部はかなり狭くなっています。
おみやげ街道の横を通り、屋外のペデストリアンデッキに出ます。
建設中だった東側の増築駅舎とデッキがかなり完成に近づいています。
北口広場から建設中のエリアを。
完全に白幕の上屋が見えるようになっています。
ここから見るとより東京駅八重洲口のグランルーフを連想します。
ここから東側のシェラトンホテル(アクティブインターシティ広島)方向へのデッキ。
いよいよ繋がりました。
仮設でもいいのでここの再開発が完了した段階で繋げて欲しかったのですが、とうとう本設のデッキが繋がりました。
増築部の外観も大部分が見えるようになりましたね。
若草町側のデッキから、駅舎を振り返ります。
3方向「E」の字型に別れるデッキは、白い屋根によって大きな翼を広げているようにも見えます。
建設中の中央デッキの端にあたる、二葉の里地区JR西日本広島支社側。
地上へ降りる階段の整備が行われています。
近くで確認したところ、ここにはエスカレーターも設置されるようです。
現時点で必要性はかなり薄いですが、文化複合施設がJRによって建設されれば、あってよかった設備になるはずです。
岡山のリットシティビルのようなものをイメージしています。今後の動きに注目したいですね。
ここはその少し手前、北口広場内。
階段とエレベーターの整備が進められています。
北口ペデストリアンデッキは今年秋の完成予定です。