昨年12月に発表されていた、中国JRバスによる2階建てオープン観光バス「めいぷるスカイ」の運行が4月19日から始まります。
今日の夕方のRCC「ニュース6」でも取り上げられていましたが、
3月28日、29日にはお披露目された真っ赤な車両での試乗会が行われました。
【広島経済新聞】:広島で2階建てオープンバス「めいぷるばす」試乗会-4月から定期観光バス運行で
こちらは公式サイト。
【中国ジェイアールバス】:二階建てオープンバス「めいぷるスカイ」のご案内
ルートは鯉城通りや相生通り、駅前通りに広島高速3号線などを約1時間半かけてドライブする「広島市内ドライブ車窓コース」と
中心部のみで途中平和公園で下車観光も含む「広島市内平和記念公園下車コース」
の2つが用意されます。
料金はどちらも大人2000円、子供1000円で、金~日曜日と祝日、大型連休などに運行するようです。
こちらのサイトに試乗レポートと、その動画が掲載されていたので紹介します。
【広島ニュース 食べタインジャー】:二階建てオープンバス「めいぷるスカイ」のご案内
まず真っ赤な外観にカラフルな座席のバスは目を引きますね。この時点で非日常感が満載です。
中国JRバス社が広島~大阪間で運行していた高速バスを改造したもので、その費用は高級スポーツカー一台分もするとか。
ちなみに座席や設備は防水加工がされており、雨でも乗客に合羽を貸し出して運行するそうです。
そしてなんと言っても2階建てオープントップバスならではの景色と開放感!
私は動画で見ているだけですが、これは予想以上のものでした。
特に中層ビルが立ち並ぶ鯉城通り・相生通りや若草町、広島高速3号線の宇品大橋の前後は感動しました。
福岡のオープントップバスに憧れていましたが、まさか広島でもこれが味わえるようになるとは。
それでも今日のRCCのニュースによると、体験試乗客の歓声が一番あがったのが、
平和大通りをアンダーパスする駅前通りの「田中町トンネル」だったそうです(笑)
手を伸ばせば届きそうな感覚なのでしょうね。
ルートに関しても上手く考えられたものですね。
上の動画は広島高速も経由しているので、「広島市内ドライブ車窓コース」だと思いますが、
広島城、平和公園、中心繁華街、路面電車、カープ(マツダスタジアム)、瀬戸内海とマツダの工業地帯などなど、
まさに“広島”を満喫できる内容だと思います。
正直これで2000円はお得過ぎではないかと思います(笑)
将来的にはオープンバスの追加や新ルートなどにも期待したいですね。
広島高速から呉に行けたり、ドリミネーションの中を走るルートがあっても面白いと思います。
唯一問題があるとすれば、前半の方に少し触れた天候の事でしょうね。
雨が降ればいくら対策をしても多少は濡れることもあるでしょうし、
たとえ晴れていても夏は炎天下、冬は風が吹き込んで寒そうです。
ただこれは”オープン”である以上仕方ないことですし、むしろそれを楽しむものだと割り切るしかないかと思いますね(笑)
いずれにせよレジャー・アクティビティに乏しい広島市で、十分新たな観光ツールとして活躍してくれると思います。
オープンバスの定期運行は国内では現在東京と福岡が行なっており、ここに広島が仲間入りすることになります。
市内観光ループバス「めいぷるーぷ」とともに観光客へのPRは欠かせませんね。
もちろん広島に住んでいる人が乗っても、普段見ている光景とは別の景色が見られて面白いですよね。
私も色々落ち着いたら是非乗りたいです。
乗車予約は旅行会社の窓口やホームページ、電話でも受け付けられています。
公式サイトからの予約状況を見ると、今月から来月にかけてまだ空席があるようです。
新たな観光ツールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【中国ジェイアールバス】:二階建てオープンバス「めいぷるスカイ」のご案内