今年度から出入口などの本格整備が始まる広島高速5号線。
前回の温品地区に続き、今回はそこから数百メートル西側の中山地区の様子です。
広島高速5号線建設工事 【温品地区】 2014.04 広がる建設用地
中山地区は二葉山トンネルを通る広島駅方面へのハーフランプ(ON:広島駅方面、OFF:中山地区)が整備される他、
地区の混雑を解消する都市計画道路「中山中央線」の整備も同時に予定されています。
【広島高速道路公社】:高速5号線の計画概要(PDF 約2.2MB)
その辺りも交えながら紹介していきます。
前回の温品地区では新幹線の矢賀車両基地の東側で終わりましたが、そのまま車両基地の北側を通り中山小学校の近くまで進んできました。
こちらでも道路を建設する用地が広がります。
奥の倉庫のような建物のある場所が車両基地で、温品地区を抜けた5号線高架橋は画像中央奥から右手の方に伸びていきます。
左側にはすでに盛土がありますが、こちらは先ほど触れた都市計画道路中山中央線の関連構造物だと思います。
近くの、中山小学校南側にある歩道橋に上ってみました。
こちらの方が分かりやすいですかね。
小さくですが、温品地区で紹介した広島高速道路公社のビルも左奥に見えています。
ここからトンネル方面の方へ振り返ります。
この先にはJR芸備線と交わる中山踏切があります。
ここは、西の尾長方面からくる車や北の戸坂方面へ行く車で交通量が多くかなり混雑しています。
信号も無いのでなかなか道路の反対側へ渡ることができませんでした。
高速5号線と中山中央線の整備によって、JRの線路とは立体交差化される予定です。
(画像出典:高速5号線の計画概要より)
通学路でもあると思うので、これは確実に実施してほしいですね。
踏切を渡り終えた先も、用地買収がかなり進んでおり将来の道路空間が広がっています。
上の画像で写っている、踏切から続く大内越通りを進み中山西2丁目交差点までやって来ました。
横に通っているのが大内越通りで、左に行くと中山踏切です。
この辺りも中山中央線として拡張される区画で、ここから北へ中山ランプに進入するための道路が整備される予定です。
現在は細い道でしたが、北東へ数十メートル進んだあたりから、西側のトンネル方面を。
この先に中山ランプができてくるはずです。
高台になっていますが、少し上がったところの公園からそこまで行くことができました。
今まで歩いてきた辺りを振り返ります。
おそらく高架橋はこの高台までです。
さらに上にある団地の方向に向けて坂を進み上がりました。
すると再び高速5号線の用地に出くわします。
少し上から。
この辺りが二葉山トンネルの坑口ですね。
この様子からはほとんど想像がつきませんが、今後大きく変わっていくのでしょうね。
団地へ続く生活道はどのように通過させるのかは気になります。
以上、今回は画像が分かりづらかったかもしれませんが中山地区の現状でした。
山陽道のアクセス改善はもちろん、この地区の混雑解消のためにも早期の整備が望まれます。