重要な都市高速道路の内の一つ、広島高速5号線は今年度から出入口などの本格整備が始まります。
二葉の里地区を歩いたので、5号線広島駅北口ランプ付近の様子を紹介しておきます。
先月はトンネルの反対側となる中山地区と温品地区をレポートしました。
広島高速5号線建設工事 【中山地区】 2014.04 踏切やトンネル坑口の様子など
広島高速5号線建設工事 【温品地区】 2014.04 広がる建設用地
最初はイズミの新しい本社ビル前から、広島駅方面を写した画像です。
手前に、枠とは不釣合いな小さな看板が取り付けてありますが将来的には「←山陽道」が加えられたものに替えられるのでしょうね。楽しみです。
広島高速5号線は、現在の計画ではここ「広島駅北口」が終点です。
市道常盤橋若草線と交わる駅西高架(北)交差点から二葉山方向。
見きれていますが、右側の敷地が先日新たに活用法が決まった二葉の里5街区です。
区画整理の記事でも何度か紹介している通り、二葉山トンネルへ向かうようにして土が盛られています。
トンネルは楕円で示した辺りに坑口ができます。
ただ、暫定2車線での整備となるのでトンネルの坑口はしばらく一つだけとなります。
コストのことを考えると仕方のない事ではありますが、本格化する駅周辺の再開発への波及効果や建設にこぎつけられる時間を考えると、最初から2本掘って欲しいと思ってしまいます…。
5号線が開通すればここから山陽自動車道までが専用道路で繋がり、岡山方面から広島駅や中心部までがスムーズに繋がります。
距離にもよりますが定時性の確保も大いに期待ができます。
直接中心部へ向かう際には、先ほどの交差点からそのまま駅西高架橋を使うのが一番だと思われます。
駅西高架橋に関しまして、こちらのブログに興味深いことが書いてありましたので紹介させていただきます。
【ふがじん業務外日報】:上柳橋東詰め交差点拡張計画
広島市は将来の交通量の増加に備え、駅西高架橋の南端の「上柳橋東詰交差点」の拡張を検討しているようです。
駅西高架橋と上柳橋の両方に左折レーンを追加するという内容です。
中心部から北口方面に向かう車や北口から高架を通り南口へ向かう車の増加を想定していますね。
高速道路ができる他、注目度の高いイケアも数年後にはオープンしますから、いかに既存の交通に大きな影響を与えずスムーズに捌くかが大きな課題となりそうです。