平和大通り沿いの中区中町で進行中の3棟の60m級タワーマンションの様子です。
横並びの3棟は西側から順に、アイレストホームによる「アイレスト中町 サンテ・フェスタ平和大通り」(地上19階建て)と
GAパートナーズによる「ソシオタワー中町」(地上20階建て)は既に着工済み。
三井不動産レジデンシャルによる「(仮称)広島市中区中町プロジェクト」(地上18階建て)もまもなく着工する予定です。
【アイレストホーム】:アイレスト中町 サンテ・フェスタ平和大通り
【GAパートナーズ】:ソシオタワー中町
前回、6月中旬の様子です。
中町60m級タワーマンション3棟 2014.06 国泰寺にも計画始動!
まず最初は平和大通りを西に離れた白神社交差点から。
画像中央少し右にクレーンが見えている辺りが建設地。高層ビルがズラリと並ぶ通りになりましたね。
ずっと奥には昨日更新した「ウイング・タワー平和大通り」が微かに見えています。
ウイング・タワー平和大通り 2014.08 総レンガタイルの外観あらわに
建設現場の正面まで移動しました。
改めて、左のクリーム色の高層ビルが三井ガーデンホテル(中町三井ビル)、それに隣接するのがアイレスト中町、
画像中央のクレーンが建つ場所にソシオタワー中町、その右側に三井不動産の18階建てマンションが建ちます。
アイレスト中町は三井ガーデンホテルの半分程までに高さを増してきています。
S造(鉄骨構造)と紹介してきたこのビルですが、公式ホームページによるとCFT構造(コンクリート鋼管充填構造)と呼ばれる新しい構造のようです。
鉄骨造と鉄筋コンクリート構造の双方の良さを持つそうですね。
アイレスト中町の目の前から。
ソシオタワー中町はまだ地上部の躯体は確認できませんでした。
三井不動産のマンション建設予定地となる日本興亜損害保険ビル跡は、ビルの解体が完全に終わり奥の並木通りまで見通せるようになっていました。
三井不動産のマンション建設予定地を手前にして、建設中の2棟を見上げます。
建築計画の看板には、三井不動産の方は7月下旬に着工とありましたがまだ大きな動きは無いようでした。
ここにタワークレーンが3本並んだら面白いですね。(先にアイレスト中町が完成しそうかな)
最後に並木通りとの交差点から全体を。
竣工予定時期は
アイレスト中町が2015年2月、
ソシオタワー中町が2015年8月、
三井不動産のプロジェクトが2016年10月となる予定です。
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アイレスホーム(株)さん(南区稲荷町)、(株)GAパートナーズさん(中区八丁堀)の地場企業2社が三井不動産レジデンシャルさんとで3棟が競うように高層マンションを建築している様子を拝見すると地場企業の層の厚みを実感します。
フローレンシリーズの章栄不動産(株)さん(中区中町)もリーマンショック後から再建を果たされたと聞きますし、クラースシリーズの(株)日本アイコムさん(中区中町)、ポレスターシリーズの(株)マリモさん(西区庚午)、(株)トータテハウジングさん(中区千田町)など成長株のマンション供給企業が多数あり、東京オリンピックや東日本大震災復興関係事業で全国規模の巨大企業さん達の西日本での営業活動が比較的手薄になりがちなこの御時世であり、鬼の居ぬ間のビジネスチャンスをしっかりとものにして、更なる成長をして羽ばたいて頂きたいと思います。
市街地のドーナツ化現象は都市の中心部が空洞化してゴーストタウン化、最悪はスラム化が懸念されますが、中心部に新たな高層マンションが続々と競うように建設されることにより、居住地区として逆に高級化を感じる状況に展開しているように見えます。
山陽本線と広島都市高速3号線・海田大橋の沿線・沿道での強固な経済活動が中心部を取り囲む様にして、広島都市圏の経済を支えており、長い目で見れば中心部は、活用次第でその輝きを再び取り戻すことが十分可能であると思います。
それにしても平和大通りの高層マンション建設ラッシュは凄いですね。
アイレスホーム(株)さん→アイレストホーム(株)さん
大変失礼致しました。