JR横川駅では、可部線と山陽本線との渡り線を上下線同時に出入りできるようにする配線変更工事が行われています。
横川駅配線変更工事 来春完了
同時に北口駅舎の耐震補強工事も行われており、どちらも2014年度末の完了を予定します。
正式には使用されていませんが、これらをまとめて「横川駅改良工事」と呼び定期的に訪れております。
横川駅改良工事 2014.07(Vol.4) 耐震化工事、新設線路の様子など
コメントでも変化を教えていただいておりました。ありがとうございます。
早速、配線変更の方から紹介していきます。
可部線が乗り入れる5・6番のりばの一番端から広島駅方面(白島新駅方面)を望みます。
右手に山陽本線が通ります。前回更新の時に初めて新しいレールと枕木が登場したのを紹介しました。
今回は・・・。
新しい分岐器が用意されていました。
置き方からしてそう遠くない間に取り付けが行われそうです。
計画図によれば少なくとも2ヶ所に新しい分岐が設けられます。
(広島市)
先日は“分岐器の番数が上がっている(緩やかな分岐になっている)ようだ”とのコメントもblkさんにいただきました。
山陽本線側の分岐器も取り替えられるとすれば、分岐通過時の制限速度も現在の35km/hから引き上げが可能になります。
かなり大掛かりな作業になりますがそこまで行われるでしょうか?
今後はこの点についても注目しておきたいです。
続いては北口の耐震補強工事の様子です。
自動券売機がこちらを向いていますが、工事のため北口駅舎内の配置が大きく変わりました。
案内の掲示です。
9月6日より、これまで券売機や駅事務室などがあった場所が閉鎖されて、乗り換え通路までの経路が大きく変更されています。
改札機の位置と向きも変わりました。
仮のスロープを進むと、なんと以前まで柵内トイレだった場所に突き当たります。ここを通って通路へ向かう形になりました。
元のトイレの前あたりから。
エレベーターの左側の閉鎖されている部分がこれまでのスロープでした。
狭い通路を行き来する人々の混乱を避けるため、元々の男子トイレと女子トイレの空間で一方通行になっているようで係員が頻りに案内されていました。
12月15日までこの状態が続くそうです。かなり狭くなっているのでお気をつけ下さい。
工事は来年春頃まで行われます。
よく使う者としては、この工事を期に北口にも発車標の電光掲示板ができると嬉しいです。
最後に、以前解体工事が行われていることを紹介した旧長崎病院の様子です。
北口から道路一本挟んで隣接する2つの敷地では解体も9割方終わっているようでした。
手前の敷地にはボーリング調査のための櫓が準備されています。
そのうちに開発の内容も明らかになりそうです。
------------------------------—■追記(2014年9月14日)------------------------------—
コメントでふがじんさんに、以下の資料を教えていただきました。ありがとうございます。
【JR西日本】:可部線一部区間運休についてのお知らせ(PDF, 356KB)
内容は、横川駅の配線変更工事のため9月21日(日)と10月12日(日)の両日、
最終電車の横川~広島間が上り・下りとも運休するというもの。
上りの広島行きは横川駅で打ち止め、下りの可部行きは広島ではなく横川から出発することになります。
通過する電車は終電の一本前が最後になりますから、20~30分は作業時間が伸ばせるようです。
このタイミングで本格的な可部線の配線変更が行われるものと思われます。
------------------------------------------------------------------------------------------—-
Sponsored Link
Sponsored Link
新白島が開業すると横川は存在意義を問われることになりますね。
個人的な予想ですが、乗降客数は半分程度まで落ち込むんじゃないでしょうか。
毎日利用していた思い出の駅なので、少し気がかりです。
9月21日と10月12日最終列車は広島-横川 間が運休になりますので
その時に駅構内の配線切り替えをするのではないでしょうか。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/140829_01_0921_1012.pdf
遠くの置いてある分岐器がクッキリ写ってますね。
私も現地で見た時に、望遠レンズ付きのデジカメが欲しいと思いましたw
分岐器単体で置いてあるのを見かけるなんて、メーカーか線路整備関係者でないと見られない珍しい光景です。
奥の線路も写ってますね。こちらも大分進んだようです。
後は何時接続を切り替えるかですね。
>かなり大掛かりな作業になりますがそこまで行われるでしょうか?
本当にその点は要注目ですね。
もし山陽本線の下り側も取り替えられたら、御指摘の通りに35km/h制限が引き上げになります。
35km/hということは現在#10が使われていて、これが#12になると45km/hに引き上げできます。
(片方が直線という片開きの場合)
そうすると、山陽本線の閉塞区間を塞ぐ時間の短縮につながり、ダイヤ編成がより柔軟に成り得ます。
227系の導入によって加速減速性能も向上する筈です。
こうなったら5番ホームに今までよりも高速で突っ込んでくるので驚くかもしれませんw
しかし思えば、確かに5番ホームに入ってくるのも6番ホームから出て行くのもトロトロでしたよね。
私もピンクのタイルが見えた時は吃驚しました。
いけない所を歩いてるような錯覚がwww
最終的には配置も従来と変わるのかなぁ。
少なくともトイレは一新されそうですね。
横川駅と言えばオッサンがガード下で一杯のイメージが強いように、広島の歓楽街の1強(流川・薬研堀界隈)2弱の一角と言われていました(もう一つは鷹野橋界隈)。格差は開く一方でしたが、近年横川駅周辺界隈の歓楽街は若者を中心に客足が戻りつつあるように聞いています。
元々登下校に利用する学生さんが多いのも横川駅の特徴の一つなので、彼らが(最近は彼女らの方が多いかも?)社会人になって慣れ親しんだ横川駅周辺の歓楽街で一杯となることになんら不思議はありません。
公共交通機関での通勤であれば、仕事帰りに一杯が出来るので、JR沿線で唯一歓楽街らしき一角が残っていることが横川駅周辺界隈のストロングポイントになる可能性があると思います。
高校→大学→社会人の流れが横川の街に対する親しみを生んでいるのかも知れません。
この度の工事で可部線の広島駅方向との接続が改善されて運行がより効率的になることは歓迎すべき事ですが、来るべき白島新駅の開業で人の流れがどう変わるかは蓋を開けてみないとわかりませんけど、横川駅周辺界隈の街づくりにとっては試練が続きますね。
ガンバレ横川!
広島の歓楽街の一強二弱について、誰かいっていましてか?広島駅西をお忘れでは!
南口に2年間、山陽本線で通勤していた時期がありました。時期的に横川駅の結節点改善前後でしたが、地元と協力しながらの町興しに好感を持ったものです。白島新駅開業で、デルタ内鉄道拠点駅の地位が危うそうですね。西風新都のバス路線がこの駅の頼みの綱になりそうですが、これも期間限定ですし、どうなるのだろうと思います。
北口の長崎病院の跡地は、無難にマンションなんでしょうかね?画像にある、ココストアはまだあるんですね(笑)最近、店舗を見かけなくなったので少し安心しました(笑)
久々に広島駅から横川駅まで電車で帰ったら、降り立った横川駅も駅舎が工事中、
駅前(北口)にはまっさらな土地で、これまで見たことがない景色になっていて。
広島駅のデジャブのようでした。
長崎病院の跡地、どうなるんでしょう。
駅側の土地には南西向きのマンションは建てられそうですが、そうなると三篠神社側は
北東向きになるうえ、神社もあるから大きなマンションは無理なのかなと。
まぁ無理な話ですが、両側の土地を一つにして20階クラスのマンションができても
人気のエリアなので完売するだろうなと思いますが。。。
1の方が心配されておられる乗降客の減少ですが、横川駅で乗降する人は
1)横川周辺に用事がある
2)広電で江波方面
3)広電で紙屋町(広電本社)方面
4)市内バス乗り換え(特に観音方面)
5)郊外バス乗り換え(特に4号線経由)
と分かれるのではないかと思います。
1)2)4)は減らないでしょうが、3)と5)は白島からアストラムに
と流れる人も多いと思います。
スピード優先ならアストラムですが、
・乗り換えの手間 … 白島駅や紙屋町(広電本社方面へ向かう場合)で降りたり上がったり。乗換駅の混雑。
・アストラムの駅からの遠さ … 修大・市大やビッグアーチなど
を考慮される人もおられるでしょう。
今でも広電を利用されている人(私もですが)の中には、広電はある程度
時間がかかるけど乗り換えがないし目的地の近くまで行けるからいい、と思って
いる人も少なからずおられるのではないでしょうか。
そう考えると、極端には乗降客は減少しないのかなぁと思いますが、スタートして
みないとわからないですね。
横川駅の5・6番線の配線付け替えが始まるんですね。
9月21日ですか。工事の様子などの取材は鯉党さんといえども高架なので無理ですよね。
22日の朝になって「一晩でやってくれた」と感嘆することになるのでしょうね。
来春の時刻表改変でどんな改善がなされたのかを227系導入と合わせて楽しみにしています。
19日に横川駅に寄ると、また珍しい物が居ました。
陸鉄両用のショベルカーです。
キャタピラーだけでなく、鉄路では車輪を下ろして線路が走れるものです。
活動場所だけに車体は小型のものです。
こういう装備を持っているのは、さすが広成建設ですか。
あと新設線路ですが、一番東側の可部線上りが通る新しい部分は山陽本線と接続済のようです。
車窓から、線路が寄ってきて合流したのが見えました。
新分岐器が乗っていた箇所は他の材料も置かれてました。
配線図の広島市のリンクがロストしているので補足。
JR可部線活性化連携計画(変更)3/3(PDF文書)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1411014651187/files/renkeikeikaku3.pdf