「広島マツダ大手町ビル」は2016年夏の完了を目指し、元のオフィス機能に加え展望テラスや物産店、会議場を備える「広島ピースタワー」(仮称)としてリニューアルする改修工事が行われています。
【建築研究所】:広島マツダ大手町ビル改修工事(PDF, 285KB)
前回の状況です。
広島マツダ大手町ビル改修工事 2015.01(Vol.8)
旧広島市民球場跡地から。
変わらず足場に覆われて改修工事が続けられています。
東側の様子。
元々タワーパーキングが併設されていたこの場所では、山留め工事が始まっています。
展望フロアから地上までつながる螺旋のスロープが出来る予定です。
こちらは西面。
東西の両面は足場は設置されておらず柱がむき出しになっています。
近づくとよく分かりますが、以前まで柱と梁だけの状態だった内部は、ほとんどの部分でRCのフロアが設置されています。
また柱の外側に庇・バルコニーを設置するための鉄骨部材が取り付けられていますね。これが耐震補強にもなります。
相生橋を渡り平和公園側から。
3年に一度行われる原爆ドームの健全度調査は4月に完了しました。
この日も多くの非常に多くの観光客が訪れています。外国人の姿も目立っていました。
観光の合間に気軽に立ち寄れる施設になってほしいですね。
広島マツダ大手町ビルを改修する「広島ピースタワー」は、2016年夏の開業予定です。
レポートお疲れ様です。
写真を拝見すると、広島マツダ大手町ビル改修工事の事情を知らない人が見ると新築物件の建物の鉄骨が組み上がった様に見えて、世界遺産のすぐ側で、これは如何なものかと思ってしまうかも知れませんね。
>元のオフィス機能に加え展望テラスや物産店、会議場を備える「広島ピースタワー」(仮称)としてリニューアルする改修工事が行われています
街の機能の変化に合わせて、ビルが進化する感じで期待感が膨らみます。
本通のアンデルセンさんも全面建替えに重厚感溢れる帝国銀行時代からの外観は出来るだけ残すそうですね。
広電さんも本社及びその付近の再開発では赤レンガ造りの歴史的建築物については、出来るだけ上手く再利用や外観の保存なども検討して頂きたいと思います。
地元が繁栄することが地場企業にとって自社の存続・更成長に直結するので、こうした投資は企業にとっても企業イメージだけでなく、経営上も有意義なことだと思います。
行政側もこうした公共性の高い企業の活動については、補助、税制面等での優遇措置等を適切に講じて民間活力を強く後押しして頂きたいと思います。
取材・レポート頑張ってください。
ブログ更新、楽しみにしています。
宜しくお願い致します。