広島橋上駅新築他工事 2016.05(Vol.64) 先行部分と接続

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広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の改札内コンコース部分が2014年11月に先行して開業しています。
【JR西日本】:JR広島駅構内の新跨線橋(こせんきょう)の供用開始について
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
 
前回Vol.63は4月末の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2016.04(Vol.63)
 
 
今回のVol.64は5月22日に撮影した画像です。
 
まずは1番のりばの状況です。前回のレポートと比較しながらご覧いただくとなお面白いかと思います。
 
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駅ビルの突き出た部分に新しい橋上駅舎の躯体が回りこんできました。
この突き出た部分の内部はスターバックスが入っているはずです。
自由通路から1階に降りる大きな階段が、この突き出た部分の横に開けた部分にできる予定です。
既存の古い柱をどう躱すのか興味深いですね。
突き出たスタバの部分には、自由通路から駅ビル3階に直結する通路が整備されます。
もっとも、駅ビル自体も10年後をめどに路面電車の2階直接乗り入れに伴って建て替えられます。
この付近が最終的にどのような形に収まるのか、全く想像がつきません。この工事で一度作った階段等は解体されるのでしょうか。
 
 
閉鎖されていますが、ここも1番のりばです。
 
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1年前の同じ場所の画像を見つけました。→(画像
以前までは4両編成以上の電車を待ちやすくするため仮設の屋根が設けられた部分が仮通路になっていましたが、
自由通路本体の工事のため通れなくなりました。
駅ビルの近くに基礎がほぼ完成しているようです。
 
 
1番のりばを少し東に進んだ所から振り返ります。
 
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2014年11月に供用を開始した改札内コンコース(新跨線橋)とそっくりです。
 
 
1番のりばからその他ののりばの方向を望みます。
 
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どのホームでも自由通路より東側に出来る線路上空の店舗スペースは、ほぼ人工地盤の構築が終わっています。
 
 
残る「隙間」は自由通路と改札内コンコースの間となる部分、新たな店舗や駅の事務室、切符売り場などが入るスペースです。
 
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1枚目は2階中央改札口が配置される3,4番線上空です。
2枚目は5,6,7番線上空になります。
こちらは格子状に人工地盤の鉄骨建方が進み、2014年末に完成した新跨線橋と繋がりました。
1層上に駅舎の屋根となる鉄骨が構築されているのも確認できます。
 
 
7,9番のりばに移動しました。
 
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最も端に位置するこのホームから橋上駅舎全体を見渡すと、やはりとんでもなく広いことが分かります。
ミュージックホーンがよく響きそう(笑)
線路上空に覆いかぶさる駅舎としては、JR西日本管内の駅で圧倒的に大きい駅になります。
 
 
完成時、南北自由通路となる部分の真下にあたる部分。
 
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この上を1日14万人以上が行き交うことが予想されています。
旧跨線橋があった頃からかなり様変わりしました。
 
2017年度中に南北自由通路は供用を開始します。
商業施設の開業は2018年度の予定です。
 
 
今回の写真をアップロードしています。PC推奨です。
【Flickr】:2016/05 広島駅改良工事


 

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