広島高速3号線のレポで吉島に訪れたついでに、
前から行ってみたかった広島市環境局中工場へ行ってみました。
中工場は2004年に竣工した広島市のごみ焼却施設です。
設計にはニューヨーク現代美術館の設計も手がけた谷口吉生氏が起用されました。
清掃施設とは思えないモダンで美しい建物です。
施設の中にエコリアムというガラスの通路が貫いており、巨大な設備を間近で見ることができます。
エコリアムは「エコロジー」と「アトリウム」を組み合わせた言葉です。
吉島通りをまっすぐ南へ下ります。歩くと結構な距離でした^^;
全体です。中央がガラス張りになっています。
2階のデッキに上がるといよいよ入り口です。
この通路の真反対、つまりエコリアムの北側の延長線上には吉島通りが真っすぐ伸びています。
彼方には都心部のビル街が見えますね。
これも計算して設計されたそうですよ。
いよいよ中に入ります。
海側からの光がとても美しいですね。
向こう側から
通路は海からの風が通り抜けて心地よかったです。
西側には焼却した時にでるガスを吸収する「ガス吸収塔」
東側は燃えたごみの灰を高温で溶かしアスファルトなどの資源にする「灰溶融施設」。
このようにどちら側にも樹木が植えられています。
通路の途中に2か所、脇に入れるところがあり中には施設の案内や上の模型などが展示されています。
通路を抜けると広島湾が広がります。
白い枠がまるで絵画の額縁のようです。
突き当たりはウッドデッキになっています。
春とか初夏はここで休んだら気持ちがいいでしょうが、
真夏の炎天下のこの日は暑くてしょうがなかったです(笑)
南側から
どこから見ても美しいですね?。
この辺で写真は以上です。
自分はここに来るのは初めてで楽しみにしていましたが、
その期待以上に素晴らしかったですね。
目の前にする巨大な設備にただただ見入ってしまいました。
清掃施設を環境に配慮したアトリウムにする、まさに「エコリアム」ですね。
まだ行ったことの無い方、駐車場もありますし一度行ってみる価値はあると思います。