日経新聞によると、広島電鉄が2012年度中にも新たな超低床車両を2編成投入する事がわかりました。
今後10年で10編成程度が計画的に投入されていくようです。
なお今回投入されるLRVは30m級の5連接車両ではなく、規模の小さい3連接車とのことで、
低床車両が走っていない江波線や宇品線、白島線になると見られます。
日本経済新聞:広島電鉄が低床車両導入を4年ぶり再開
広島電鉄は約4年ぶりに低床の路面電車車両の導入を再開する。低床車両はこれまで5両編成のみで運行してきたが、小規模の3両編成車両を2編成、2012年度中に新規投入する。現在、低床車両が走行していない区間を軸に投入する計画。投資負担の少ない小編成車両の投入によりバリアフリー化を進め、高齢者など利用者の拡大につなげる。
広電が低床車両を最後に投入したのは08年3月。その後は導入が一巡したことやリーマン・ショックなどもあり投入を控えていた。
これまでは1編成5両で車両価格は3億円程度だった。今年度導入する新規の2車両は3両に短縮することで、投資規模を6割程度に抑えられる見通し。これにより、来年度以降も安定的に投入できる体制を整える。
現在、低床車両は1号線(広島駅―紙屋町東―広島港)、2号線(広島駅―広電宮島口)、5号線(広島駅―比治山下―広島港)で走行している。新車両は現在、低床車が走行していない横川駅―江波、八丁堀―白島の区間などを念頭に投入する。これら区間では電停のホームの長さが5両編成ではおさまらない場所もあり、3両編成にして低床車両が走行しやすい体制にする。
広電の乗降者数はICカード乗車券「PASPY」の利用者の増加に加え、宮島(廿日市市)などの観光客の増加で拡大傾向にある。
(一部抜粋)
広島電鉄:広島電鉄サービス向上計画(PDF)
唐突でビックリしましたが、嬉しいニュースですね。
PASPYの導入等でもう新型が来るのはかなり先になるかと思っていたので本当に嬉しいです。
3連接で1,2、(5)号以外の市内線でということになりそうですが、
一番可能性が高いのは6号線でしょうか?
乗り換えも便利になり立派な駅舎に生まれ変わった横川線にも投入して欲しいです。
PDFの方には「駅・電停の整備」の所に、
“駅・電停の改良を行い、バリアフリー化を進めます。(今後4年間で4箇所)”とも書いてありますね。
次バリアフリー化されるとなると八丁堀や立町ですかね。
私は以前から申しておりますとおり、八丁堀と胡町は統合して電停の数を減らして欲しいです。
バリアフリー化されるなら、この際電停の統廃合を一度広島電鉄には考えてもらいたいですね。