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広島大学は東千田キャンパスへ「知的人材育成センター」の開設を、2015年4月を目標に検討していることがわかりました。
中国新聞:広島大「知の拠点」資金課題
広島大(東広島市)は18日、東千田キャンパス(広島市中区)に構想している「知的人材育成センター」について、2015年4月の開設を検討していることを発表した。ただ、10億~15億円とされる建設費をどう賄うかは未定。同キャンパスがある広島大本部跡地(11ヘクタール)の再開発の中核を担うが、実現へのハードルは高い。
センターは地元の国公私立大が連携し、共同の教養教育や研究を展開するのが目的。5階建て延べ5千平方メートルの建物を新築する。広島大の医療系学部の1年生約400人の教養教育も東広島から東千田キャンパスに移す。
この日あった大学改革の検討状況の説明会で、東千田キャンパスの機能充実を検討したワーキンググループ(WG)座長の河野修興教授が説明。河野教授は「広島市のにぎわいづくりにもつながる」と述べた。跡地では市と同大が「知の拠点再生プロジェクト」を計画し、センターはその中核施設になる。
しかし、WGの検討結果にはセンターの建設費の調達方法は示されなかった。学内で「自己資金で賄うのは難しい」との見方は多い。民間資金活用による社会資本整備(PFI)などの手法も視野に入れるとみられるが、具体的な検討はこれからだ。
久々に実現へ向けた動きがありました。
広島市のホームページ、ひろしまの「知の拠点」再生プロジェクト(仮称)の提案には
広大東千田キャンパスの北東に「国際人材育成センター」として延べ床面積12,000平方メートル、地上10階程度の建物をイメージとして提案しています。
より現実的な形に(縮小)して実現させようということなのでしょうかね。
少し前になりますが、8月28日の読売新聞電子版の記事に知の拠点に関するものがありました。
YOMIURI ONLINE:他大と連携「知の拠点」に…広島大本部跡地
>広島市立大と修道大、広島経済大など県内11大学と連携して、共通の講義や共同研究などに取り組む
このように中国新聞より明確に、他の大学が一緒になって共通の科目を講義を開く事が書いてありますね。
課題となる資金調達はこういった他の大学からの金銭的な支援や、記事にもあるように民間資金等を活用して実現にこぎつけてほしいものです。
そのためにはやはり、それらが資金を投じてでも建設する価値のあるものになるよう、
広島市と広島大学はこの構想を煮詰めていって欲しいです。
郊外に散った若者を広島市中心部に呼び戻す非常に大きなチャンスです。これには本当に期待しています。
民間に売却されるエリアも、タワーマンションや新たな商業など新たな賑わいのスポットになるといいですね。
今考えるとアーバンコーポレイションが倒産したのは本当に惜しいです。
広島市:国際人材育成センターを核に専門学校・商業施設を整備(当時)