5回目の白島新駅建設レポートです。
前回6月中旬の様子はこちら。
白島新駅建設工事 2013.06(Vol.4)
↑これとは別の記事でケンタさんにこんなことを教えて頂いていました。
新駅に連絡する国道54号をまたぐ歩道橋の架設工事が7月27日・28日の夜間に行われるようですね。
コメント返信ができていませんでした。ありがとうございます。
昨日の中国新聞にも、工事が本格化したと記事が出ておりましたね。
【中国新聞】:「白島新駅」工事が本格化 (以下転載)
広島市中心部のJR山陽線とアストラムラインの結節点として、2015年春の開業を予定する二つの「白島新駅」(中区西白島町)の建設工事が本格化している。国道54号(祇園新道)をまたぐ連絡通路の工事も始まり、市は28、29日の夜間、現場周辺の国道54号で通行規制をする。
アストラムラインの新駅は、国道54号の中央分離帯に半地下形状で市が整備する。現在は駅本体の工事に向けた掘削に入った。一方、山陽線の広島―横川間の高架に設けるJRの新駅は、JR西日本がホームの建設を進めている。
JR高架に沿って国道54号をまたぎ、二つの新駅を結ぶT字形の連絡通路の総延長約120メートル。このうち西側の下り車線に架ける約35メートルの橋桁を市は28、29の両日、クレーンで設置する。
この作業のため、両日とも午前1時15分からと午前4時からの2回にわたり30分間ずつ、周辺の下り車線約650メートルを通行止めにする。上り車線は通行できる。
アストラムラインが新駅を設置するのは、1994年の開業以来初めて。市中心部へのアクセス向上とともに、新駅設置を契機にした白島地区の街づくり機運が高まる。市都市交通部は「これを機にアストラムラインの利用者がさらに増えてほしい」としている。
(ここまで)
橋桁架設工事1日目は28日の午前1時15分から。
ということで今日の深夜です!あと1時間半ほどで工事は始まります。
仮設完了してから行けばよかったのですがそれ以外の部分でそこそこ進んでいるという話を聞いていたので、歩道橋が出来る前の最後の様子を今回見に行ってきました。
(深夜の架設工事はどちらとも都合が悪いので断念…)
今回は画像が多いので最初に広島市のホームページを紹介しておきます。平面図など揃っていますのでどうぞ。
【広島市】:白島新駅設置の取組状況
まずは南側の横断歩道中央分離帯から。
変わりましたね。矢板で仕切られた内側に足場が組まれています。
ずっと奥には数時間後に架設される鋼の橋桁がスタンバイされてました。
中央分離帯から振り返るとこのような具合。
鉄板が敷かれています。もう掘削して地中の工事に入っているようですね。
ここから国道54号線を挟んで西側と東側に別れて見ていきます。
まずは横川に近い西側から。
歩道橋の橋桁が仮設されるのはこの部分です。
中央部では仮の足場も用意されていました。
今日の深夜と明日の深夜は下り線・可部方面のみ通行止めとなります。
さて、2つ上の画像でも左端にチラッと写っていますが、
新駅連絡歩道橋の西の端となる階段の設置が完了していました。
新幹線の橋脚の間からコの字型で登るようになります。
地上で形になってくるとワクワクするものがありますね。
ここから在来線の高架をくぐり護岸の遊歩道付近へ出てみます。
タイミングよく撮れました。黄色ですが。。
以前までは砂地の公園でしたが新駅工事が本格化し、歩行者ルートも一変しました。
電車が走る高架に寄り添って足場がたくさん設置されていますが、この辺り一帯がJR新駅のプラットホームとなります。(上り)
では続いて広島駅に近い東側に移動します。
アストラムが地下に潜る手前の部分ですが、最初に触れた歩道橋の橋桁が左の金網の向こうに置いてあります。
国道54号線に背を向けて広島駅方面を見た構図。
盛土の上に下りホームが設置されます。
完成予想の平面図を見ても分かる通り、限られた場所ですので上りホームと下りホームはかなりずれて配置されています。
下りホームは全体で見ると東側になります。
こちら側の盛土上には駐輪場も整備されます。この市道のさらに東側です。
こちらも在来線をくぐり新駅の北側へ行ってみます。
この辺りには上りホームへの改札口と階段が設置される予定です。
工事用の柵も設置されそろそろ動き出しそうですね。
長くなりました。今回はこれで以上です。
歩道橋が架設される前の最後の形として撮影して参りました。
また来週か再来週にでも、架設された姿を確認しに白島に来ようと思います。
次回も行くのが楽しみです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:白島新駅(仮称)建設工事