本当は正月に書こうと思っていたネタなのですが、色々あって半月も経ってしまいました。
もう何ヶ月か前の話題になりますが、中国の格安航空会社=LCCである「春秋航空」が、
成田~広島間(他2都市)で路線を就航させることを明らかにしました。
2014年5月末の運航開始を目指し、昨年の9月に国交省に対し許可申請を行っています。
広島空港では初めてのLCC就航となる予定です。
【日経トレンディネット】:中国LCC「春秋航空」が国内線に2014年5月参入! “成田―広島・高松・佐賀”の狙い
運行会社は中国の会社ということで、日本人利用者はもちろんですが国内線ながら中国人観光客が一つのターゲットとなっているようです。
成田空港や関西空港でLCC専用のターミナルを建設されるなど国内でもLCCが重宝される時代になってきていますので、
これがきっかけとなって航空会社・行き先とも充実していけば、我々利用者にとっては便利になりますね。
広島は東京へのアクセスに使われる交通機関のシェアで新幹線と飛行機が50:50であるとよく言われます。
個人的にはこれがもう少し飛行機がシェアを担うべきだと思うんですよね。
岩国錦帯橋空港が開港し少なからず影響があったようですし、今後の維持存続のためにも。
現在絶望的である広島駅や中心部とのアクセスを改善するだけで必然的に利用者は増えるはずですので、
アクセス鉄道(あまり現実的ではないですが)や山陽道の交通量を分散させる下道の整備(東広島・安芸バイパス、西条バイパス)は言うまでもなく必要ですね。
そんな広島空港ですが、ちょうどいいタイミングですので画像フォルダに眠っている2012年撮影の広島空港の様子をここで紹介してみます。
この時は友人と空港北側にある中央森林公園へレジャーを楽しみに行ったのですが、思わぬものまで撮れました。
広場の方に行く前にまずは空港のターミナルビルに入ってみました。
駐車場からターミナルまでの歩行者デッキ。
改めて、お金かかってるんだなと感じました(笑)
ビルに入って展望デッキやレストラン街のある3階へエスカレーターで上がります。
国内線出発ロビーと向い合うように、土産物を主に取り揃えたショッピングエリアが配置されています。
ここは2011年に全面リニューアルされ開放的で綺麗なお店に生まれ変わりました。
【広島空港】:空港ビル 2階 ショッピングエリアがリニューアルオープン!
3階に上がりまして、展望デッキに出てみます!入場料は確か100円位でしたっけ。
かなり久しぶりに入ったのですが、ここもデッキ調のベンチが各所に設置されており新しくなっています。
昨年の開港20周年を期に、この他にもビジネスラウンジなど様々なリニューアルが行われたようです。
何気なく駐機している飛行機を眺めていると、
なんと2012年5月の撮影当時まだ就航して間もなかったボーイング社の787型機が着陸してきました!
しかも、運がいいことに私が見学しているエリアの目の前に到着です。
飛行機はそこまで詳しくないですが乗り物全般は好きですので、これは嬉しかったです(笑)
主翼の先がカーブしているのがかっこいいですね。
少し角度を変えて。
787はカラーリングが色々変わった印象があるのですが、これが現在のANAの787専用カラーということでいいんですよね?
ここからでも新しさが伝わってきます。誰が見てもかっこいいですよね。
「広島に到着したということは羽田に帰るはずだ」ということで(笑)、
森林公園のバーベキューエリアを少し越えたところにある運動広場に移動しました。
きたきた―!
ここからは本当に近くで航空機を見ることができるものです。
“追い”で撮影しました。角度が良かったのでこの写真は他よりも大きいサイズで載せています。
こんなものでよろしければ壁紙などにお使いください。
滑走路手前で停止したと思いきや、向こうの方から着陸機がやって来ました。
広島でもこういうことってあるのですね。
767でしょうか。
無事離陸していきました。
手前の小型機が通り過ぎるとすぐにJALの737が登場。
こちらも壁紙サイズです。
このブログをやってて飛行機の写真を載せるのは初めてだったと思います(笑)。 以上です。
今回は勉強不足で触れませんでしたが、「民活空港運営法」により国内の空港の運営が民営化される可能性も出てきました。
広島も検討の対象に入っているとか。
民営化と言えど、空港はその名の通り公共の「港」です。
あくまで利用者の目線に立ち、利便性と効率の両立を図ることがますます必要とされますね。