3月23日(日)の15時に広島高速3号線と広島南道路が商工センターまで開通します。
【広島高速道路公社】:広島高速3号線が平成26年3月23日(日)に全線開通します!(PDF、約2.6MB)
今週末の16日にはウォーキングイベント(筆者参加予定)も開催されますが、
それに先立って、開通に向けて建設中の現地へもう一度足を運んでみました。
開通までの最後のレポートになるかと思います。
23日までには各区間の様子を紹介できたらと思っています!
まず撮影してきたのは、現在の広島高速3号線の終点である吉島地区です。
建設工事が行われている吉島通りから西側を中心に紹介していきます。
東側を含めた前回の昨年6月の様子はこちらです。
広島南道路(広島高速)建設工事 【吉島地区】 2013.06
とは言いつつ、連続性も示したいので最初の1枚は開通区間の東側を紹介してみます。
前回の更新から半年以上経過してしまった吉島地区なのですが、高架部分はほぼ完成していると言ってもいいほどの眺めになっていました。
出島へ降りるための標識などや照明も既に設置されていますね。
吉島地区の平面の一般道部分(国道2号線)は暫定2車線での供用開始となるので、OFFランプウェイを降ってきた車両は橋脚の北側で対面通行に変わります。
画像手前のとても広い歩道は、将来4車線化するときに使用される平面道の用地です。
ここから振り返って未開通区間の西側江波方面を見ていきます。
高架の北側です。他の地区と違って南北の幹線道路(ここでは吉島通り)を越えると、すぐに河川を跨ぐスロープが始まります。
以前はまだ砂地が目立っていたのですが、大きく変わりましたね。
スロープ上に車が何台も見えますがこれは作業員の方の物で、もちろんまだ開通はしていません。
まずはこのまま高架の北側を見ていきます。
標識も取り付けられていますね!
江波方面へ渡る一般道部分は次第に”半高架”になります。歩行者も通行でき、名称は「江波大橋」となる予定です。(高速道路部分は「本川大橋」)
その下の平面道(軽トラがいる道路)は平面部国道2号線の副道となります。
さらに進んで本川の護岸手前の市道まで来ました。
吉島インター入口交差点すぐのところから半高架になっているのは、西端のこの市道をパスするためですね。
2層の高架を見上げるとなかなか壮大な光景でした。
(先ほど紹介した副道は通れるようになっているのですが、歩道の方はまだ通れなかったので、一旦北側の通りまで迂回せねばならず大変でした・・・(笑))
ここからは先程の交差点まで戻りまして、高架の南側の様子を続いて紹介していきます。
高架の高速道は吉島通りを跨ぐ所で防音壁が透過型のものになっています。
最初に書いたように、平面部は高架の北側で対面通行になりますので、南側は副道のみの整備になります。
交差点近くでは植栽も設けられるようですね。
江波地区でも感じたことですが、密集した住宅街の路地から直接この大規模な幹線道路に繋がるのは不思議な感覚です。
平面部分の用地は広い空き地の状態になっていました。
車は通行できますが(高さ制限あり)かなり低く感じますね。
本川手前まで進んできました。
完成に近づいてはいますが、年度末まで残り半月しか無い中でまだまだ急ピッチで作業が進められています。
頭が下がります。
では最後に本川の護岸から江波方面を眺めてみることにしましょう。
こちらも見た目ではほぼ完成しています。河川上は遮音壁も途切れるので一気に視界がひらけて気持ちよさそうですね。
南道路は平面部もできて歩行者が吉島~江波地区や江波~観音地区など行き来ができるようになります。
これまであまりなかった地域の交流も生まれてくるかもしれませんね。
ただ、吉島と南区出島地区を結ぶ平面一般道は未整備となっているので、
地元の住民の方が指摘されていた通り、商工センター方面から一般道部分を使ってやってきた車が一気に吉島から中心部へ流れ込む、という懸念もあります。
注意喚起はしっかりと行わなければなりませんし、出島までの一般橋梁の早期建設も来年度以降検討を初めていただきたいです。
以上開通目前の吉島地区のレポートでした。