「広島おりづるタワー」に久々に登ってきました。
広島おりづるタワー|HIROSHIMA ORIZURU TOWER
地元のマツダディーラーを経営する株式会社広島マツダが、原爆ドーム横の「広島マツダ大手町ビル」(1978年建設当時:広島東京海上ビル)を、耐震補強を兼ねて大規模改修。
建築家の三分一博志氏がデザインを手がけ、
2016年7月、賃貸オフィスと、みやげ物・カフェ、展望施設が共存する複合ビルに生まれ変わりました。
【公式】:広島おりづるタワー
開業時、すでにこのブログでも紹介していますが、
先日、旧市民球場跡地で行われた「FISE」を見るついでに、久しぶりに利用してきたので、
その時改めて写真に収めてみました。
原爆ドーム前電停付近から。
2~11階のオフィスは、現状でもちらほらテナント募集がかけられているので、満室になるには至っていないようです。
富士見町の県警東署に隣接する公益財団法人「エソール広島」が、
用地の大型ホテル誘致・開発のため立ち退きとなり、このおりづるタワーに移転することが明らかになっています。
歩道に面したガラスのディスプレイの様子。
チケットを購入し、入場します。
エレベーターを上り、展望台手前のホールの様子から。
壁面に、開業当初は無かった「HIROSHIMA HILLS」、この左にも12階のおりづる広場へ誘導するイラストが登場していました。
半屋外展望台「ひろしまの丘」へ。
おおおおおおお!
そうです。先日中国新聞にも取り上げられていましたが、
おりづるタワーは現在、”丘”の部分に人工芝が敷き詰められた特別仕様になっています。
「春めく展望リビング Feel the Color of Spring」と題された3月21日から5月末までの期間限定企画です。
ルーフにも緑や花があしらわれています。
なんという穏やかな空間。
都会の真ん中でこれだけの気持ちよさを味わえるのは、全国でもここだけではないでしょうか。
心から素晴らしいと思います!
眺望も。
3枚目の画像に写る被爆建物のレストハウスは、補強工事のため今年1月、休館しました。
2019年12月に再オープンする計画です。
展望台の”丘”に登る手前の通路に、おりづるタワーの開業に支援をいただいた企業や団体の一覧を記した銘板が設置されていました。当初は無かったものかと思います。
一つ一つが分かる大きさでアップロードしました。
これだけの企業が垣根を超え、広島のために支援いただいていることに感銘を受けますね。
このビルを所有・改修したのは「広島マツダ」ですが、県外のマツダ販売店(○○マツダ)ばかりか、
広島トヨタ、広島日産、広島スバルといった他メーカーの販売会社にも協力をいただいています。
12階「おりづる広場」です。
ガラス張りで開放的な室内では、「おりづるの壁」と呼ばれる壁面に設けられたガラスの箱に折ったおりづるを投函できる(有料)他、
爆心点の今を見つめられる特別なスペース、被爆からの移り変わりを知ることができる大型モニターなどが揃っています。
動画を撮ってみました。(アクションカム大活躍(笑)
素晴らしい施設でありながら、やはりその入場料の高さが玉に瑕となっているようです。
ただ、ホームページによると今年に入り様々な割引キャンペーンが行われるようになりました。
大学生割引、多人数来場における子ども割引、外国人割引など。
行って価値のある施設であることは間違いありません。
割引策拡大は歓迎したいですし、いつまでもこの施設が平和公園に寄り添う存在であって欲しいと願います。
【公式】:広島おりづるタワー