8月6日。73回目の広島原爆の日を迎えました。
二度とあのような悲劇を起こさないために、風化させること無く記憶を受け継いでいかなければなりません。
広島銀行は、築50年が経過し老朽化した紙屋町交差点近くの本店ビルの新築プロジェクトを進めています。
一時的に本店機能を南区西蟹屋町の「旧ひろしまMALL」跡に移転させた後、
現在地に地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000平方メートルを誇る、
免震構造の巨大ビルになる予定で、2021年の竣工を目指します。
【広島銀行】:新本店ビルの建設について
前回の状況です。
8月26日に閉店することとなった「ソフマップ広島店」の前から。
6月から解体工事が本格化しています。
今回確認すると、ビルの大部分が解体用の防音囲いで覆われた状態となっていました。
東側から。
間もなく全て囲われ、重機による建物本体の解体工事が始まると思われます。
紙屋町近辺では近年、この解体工事をよく目にするようになりました。
エディオン広島本店「本館」、損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル、アンデルセン広島等々。
高度経済成長時代に建てられた複数のオフィス・商業ビルの更新時期に差し掛かり、あちこちでスクラップアンドビルドが行われています。
それぞれが相乗効果を生み、歩いて楽しいと思えるような紙屋町・八丁堀の再生を地区全体で目指してほしいです。
広島銀行本店ビルは2019年1月にも着工し、2021年1月末の竣工予定となっています。
紙屋町・八丁堀再生には公共交通機関の改善も必須です。
車両は当たり前のように超低床車両が連続で運行できるまでになりましたが、所要時間と定時性の確保はまだまだ課題が残ります。