広島駅北口でみやげ物販売や飲食店が軒を連ねていた「新幹線名店街」が9月2日の営業を最後に閉館しました。
広島駅構内では新商業施設「ekie(エキエ)」の開発が進められており、9月6日に「ekieおみやげ館」を始めとする第3期エリアが開業します。
「新幹線名店街」の部分は第4期エリアとしてekieに統合され商業施設の再編を行うため、
山陽新幹線の開業から実に43年間営業してきた広島駅の代表的なおみやげ売り場が幕を閉じました。
閉店日の9月2日に撮影した「新幹線名店街」としての最後の姿です。
自由通路整備と並行して行われたコンコースのリニューアルで、床や天井はシックなモノトーンのデザインに変わりましたが、
この入口だけは昔の雰囲気も残す構えのままでしたね。
午後8時に閉店セレモニーが行われたそうです。
【中国新聞】:広島駅「新幹線名店街」 43年の歴史に幕
そして閉店翌日の9月3日、遅くでしたが少し立ち寄ってみました。
入口はシャッターが閉まり、3年前に増築し拡大されたエリアもシートで覆われ、什器の撤去などが行われていました。
43年もの間、広島を訪れたビジネスマンや観光客、広島から地元へ帰省する利用者に愛されてきた店名がなくなります。
今までありがとうございました。
シャッターにはこのような張り紙が。
9月6日に「ekieおみやげ館」がオープンするまでの3日間だけ、広島駅にまとまったおみやげ売り場が無い状態になります。
南口広場のセブンイレブン仮店舗も8月中旬に閉店したようですしね。
少し規模は小さくなりますが、駅ビルASSEの1階か、新幹線・在来線の改札内くらいでしょう。
北口の第3期エリア「NORTHエリア」2階では店舗の照明が連日点灯し開店準備が進められています。
ロゴマークも登場です。
ekie公式サイトにはフロアガイドの正式版が公開されるようになりました。
【ekie】:フロアガイド
こうしてみると駅前広場にせり出すように増床したおかげで広いですよね。
当面、広島駅の飲食と物販の重心は、これまでよりずっと北口側に移ることになります。
地下しか南北連絡通路が無い時代には心理的にとても遠かった北口ですが、
2階の幅の広い自由通路が開通し、またそこに沿ってekie「SOUTHエリア」が並んでいるので
南北の一体感が非常に増していることを感じます。
「ekie」第3期エリアは9月6日(木)にグランドオープンです。