広島市を横断する都市計画道路、「広島南道路」の一部で、
広島市佐伯区と廿日市市を結ぶ「廿日市草津線」では、現在、
第2期工事として対面通行だった「はつかいち大橋」の4車線化工事が行われています。
第1期工事は「はつかいち大橋」東側の、広島市西区商工センターから、新八幡川橋を通り佐伯区五日市・海老山に至る約1.6㎞が4車線化されました。
第2期工事が完了すれば、広島南道路は商工センター扇地区から廿日市に至るまですべての区間が4車線区間となります。
【広島県】:臨港道路廿日市草津線整備事業
前回の状況です。
「はつかいち大橋」の五日市側から。
この歩道からは少し見にくいのですが、現在対面通行の橋梁に並行して、下り線の建設が進んでいます!
海に入る一歩手前まで伸びていました。
はつかいち大橋を進みます。
炎天下ですが、海の上で風があったのでかろうじて歩けました…。
1km以上ある橋の往復は辛い(笑)
頂上付近から振り返りました。
背後に広島市街地の超高層ビルが見えています。
2017年2月に橋の手前まで4車線化されました。
広島南道路の高架橋部分として広大な中央分離帯が準備されていますが、高架部の事業化の予定はありません。いっそのこと片側4車線くらいにして西広島バイパスのバイパスとして機能させた方が機能的な気もします。
一方こちらは廿日市方面。
橋の終端から少し進んだところから4車線に戻ります。
この事業が完了すれば観音から廿日市までが完全4車線化されることになります。
廿日市側でも下り線橋梁の整備が進んでいました。
こちらも海上に入る一歩手前まで。
橋の西詰交差点まで降りて、ナフコの横を進み橋の袂まで。
ここの道路は前回取材時に工事のため通行止めになっていた場所です。
通行できるようになっていました。
舗装の状況は分かりませんが、この区間は下部工から上部工までかなり仕上がっていますね。
建設中の下り線橋梁付近から。
落橋防止のケーブルが橋桁と橋脚を繋いでいます。
現在の橋と同じ角度で新たな橋が造られている様子は、なんとも気持ちが高まりますね。
下り線側から見たはつかいち大橋。
上下線でこれだけ離れています。
はつかいち大橋を含む、「廿日市草津線」の4車線化開通は、平成30年代中ごろ(2023年頃)の予定です。
おまけですが、はつかいち大橋の歩道から、広島市西区の井口台団地がよく見えました。
山の中腹まで住宅地が張り付き、その上にこれだけのマンション群がある。やっぱ広島の街は凄いですよね。