地場不動産業の「東亜地所」は、広島市中区の平和大通りと鯉城通りが交わる「白神社交差点」に面した本社跡の角地に、不動産業の「いちご」(東京都千代田区)及び、建設業の「ゲンバカンリシステムズ」(広島市)と共同でホテルを建設しています。
【AreaBiz 広島】:東亜地所本社跡地にホテル建設へ
ホテルの運営はいちごのデザインホテルブランド「THE KNOT」で、首都圏以外では初めての展開となる予定です。
客室数は約201室設け、東京オリンピック前の2020年の春完成、初夏に開業を目指します。
前回の状況です。
鯉城通りから平和大通りに向けて南下していきます。
【(仮称)広島平和大通りホテルPJ】(THE KNOT HIROSHIMA(仮))
地上14階、高さ52.95m
客室数:201室
敷地面積:831.13平方メートル
建築面積:608.14平方メートル
延床面積:7,625.77平方メートル
着工予定:2018年8月
竣工予定:2020年4月
平和大通りに到達。大きな白神社交差点に面するこの建物は目立ちますね。
鉄骨建方が進み、ほぼ最上階まで躯体の構築を終えているようです。
平和大通りを少し通り過ぎ、鯉城通りから振り返りました。
この通り、直方体ではなく、「L字型」の断面をしています。
平和大通りに戻り、正面から西の平和公園に向かって進んでいきます。
先程見たL字型の凸側です。
元安川に架かる平和大橋の歩道から。
イサム・ノグチが手掛けた欄干が特徴です。
ホテルからこの橋を渡ればすぐ平和公園、北に5分歩けば繁華街という好立地。
相鉄グランドフレッサ広島
「(仮称)広島平和大通りホテルPJ(THE KNOT HIROSHIMA(仮)」の少し西、元安川に面する敷地に立地するホテルです。
前回の更新時までは、「サンルートホテル広島」として営業していましたが、7月10日に
相鉄グループの「相鉄グランドフレッサ広島」にリブランドされました。
県外から広島に訪れる仕事仲間に聞いても、今の広島はホテルが取りにくく宿泊費も比較的高い状況が続いているようです。
ヒルトンのようなシティホテルから中小の宿泊特化型ホテルまでいくつか建設中ですが、
今後も遊んでいる土地にホテルが建築されるケースは出てくると思われます。
約220室のホテル「THE KNOT HIROSHIMA(仮)」は2020年初夏の開業予定です。
都会のビルが落とす影の中を滑るトラムは「これぞ広島」という感じ。