広島県や地元財界などが出資する「瀬戸内ブランドコーポレーション」は、
中四国で初めての進出となる「ヒルトン広島」の概要とイメージパースを公開しました。
1月29日に現地で起工式が執り行われ、2月1日に着工します。
整備するホテルは地上22階建てで、420室の客室のほか、
スパ、プール、そして国際会議の開催が可能な約1,300平方メートルの会議施設なども備え、MICE施設としても機能する大規模なものとなります。
2022年4月に竣工する予定です。
現地の状況
【せとうちDMO】:富士見町開発合同会社とヒルトン、2022年の開業に向け「ヒルトン広島」を2月1日より着工
【ホテル概要】
所在地 広島市中区富士見町11-4、11-5、11-14、11-15、11-18(地番)
敷地面積 6,403㎡
延床面積 48,050 ㎡
建物規模 地上22階
構 造 鉄骨造
客 室 数 420 室
館内施設 オールデイダイニング含むレストラン・ラウンジ・バー、コンベンション施設、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペル等
設 計 浅井謙建築研究所株式会社
施 工 五洋建設・増岡組 特定共同企業体
着 工 2020年2月
竣 工 2022年 4月(予定)
開 業 2022年(予定)
※上記は2020年1月現在の計画で、今後も予告なく変更する場合がございます。
昨年12月下旬に撮影した現地の状況です。
ついにイメージ図公開!
待ち望まれたイメージパースが公開されましたね!
初見は「ちょっと地味か?」とも思いましたが、ブランド力のあるホテルですから、
これくらい落ち着いてどっしりした重厚感がある方がいいですね。
低層部の外装の素材は窓ガラスと石のようなタイルが確認できます。高級感がありそうです。
広島駅の「シェラトングランドホテル」のように、低層部分5階までは大きな開口となっており、ここにレストランやチャペルなどの客室以外の機能が入ると思われます。
建物全体は横から見るとL字型になっており、イメージ図で言う右側(北東側)は4階建てで、
ここに1,300平方メートルの会議ホールが入る事になっています。(昨年の中国新聞より)
名称はサブネーム等はつかず、また他ブランドにはならず、ストレートに「ヒルトン広島」となりました。
総事業費は200~300億円とされています。
現在は中国の新型肺炎の影響でインバウンド振興は短期的に影を落としていますが、
これまで外国人観光客が増加し続けていた背景を考えると、中長期的には好調に変わりはないはずです。
特に広島は欧米系の観光客が多いことでも知られています。
世界的な有力ホテルチェーンの進出により、ぜひ広島に宿泊して観光体験をしていただくプランが定着してほしいですね。
「ヒルトン広島」は、2022年4月の竣工、2022年中の開業を目指します。
GIFアニメーションです。開いてみてください(^^)
↓