日本郵政不動産は、広島駅南口に隣接する「広島東郵便局」を再開発する「広島駅南口計画(仮称)」の概要を、2019年5月に明らかにしました。
再開発ビルは、オフィスや店舗、駐車場を備える地上19階建て・延約4万4,000平方メートルと大規模なビルになる予定です。
既存の広島東郵便局の解体を2019年秋頃から始め、2022年秋ごろの開業を目指します。
【日本郵政不動産】:広島駅南口における開発計画について(PDF,363KB)
前回の状況です。
Bブロック「ビッグフロントひろしま」前から。
続けてAブロック「エールエールA館」の前から。
中央にこの日本郵政による「(仮称)広島駅南口計画」のオフィスビル(90.83m)が伸びてくる構図です。
画像右側は新広島駅ビルのホテル部分「ホテルヴィスキオ広島」(97.9m)も5年後の春に完成します。
駅ビルは解体工事がまもなく本格化しようかというところです。
南東側から。
【広島駅南口計画(仮称)】
高さ | 90.83m |
階数 | 地上19階 |
用途 | 事務所、物品販売業を営む店舗、飲食店、 自走式駐車場、駐輪場 |
構造 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 4,204.19平方メートル |
建築面積 | 3,276.13平方メートル |
延床面積 | 44,270平方メートル |
基準階面積 | 約1,500平方メートル |
着工 | 2020年6月1日 |
完了予定 | 2022年8月31日 |
開業予定 | 2022年秋頃 |
建築主 | 日本郵便株式会社 |
設計者 | 日本郵便株式会社一級建築士事務所 |
施工者 | 鹿島建設株式会社 |
南西側から広島駅を望みます。
先程書いたように、広島駅ビルも建て替え工事に向けた解体が始まります。
これほどの規模の開発が同時に行われるのは、同じく広島駅南口のBブロック・Cブロックが数十年の検討の末、同時に再開発された事に通じるものがあります。
広島駅の10年の変化が凄まじいです。
今回はエールエールのレストランで食事をしながら、景色も眺めてみました。
1月に同じ場所から撮影しました。
半年ちょっとで、あちこち変わっているのが確認できるかと思います。
新幹線高架橋の手前に外観がほぼ完成したJR西日本広島支社が見えているかと思います。近日中に詳細は公開します。
詳しく、郵便局跡地を見てみます。
まだ地下の躯体が残っていますね。解体工事が完了するまで残り2割程度といったところでしょうか。
解体が済めば基礎工事が始まり、そのうちタワークレーンも設置されてくることでしょう。
広島東郵便局を建て替える「広島駅南口計画(仮称)」は、2022年秋頃の開業予定、
広島駅南口の新駅ビルは2025年春の開業予定です。