広島駅南口再整備・駅ビル建替工事 2021.02(Vol.24) 地上からもビルの解体開始

新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う広島県の方針を踏まえ、
取材のみの外出は行わず、他の必要な外出(通勤、買い物等)と組み合わせ
一度の外出で訪れる施設を最低限にする方針をとっております。

 

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになる予定です。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。

Sponsored Link

 

先日から一部のプロジェクトでは、概要のみを説明する固定ページを作成して
いつでもそこを見れば最新の概要が分かるように移行し始めています。
広島駅は内容が濃すぎてまだ完成していないので、さしあたり概要はこちらをご確認ください。

凄すぎる!新広島駅ビルのデザインが発表!巨大吹き抜けや多層に繋がる屋上広場など

【広島駅南口ビル新築他工事】

高さ 97.9m
階数 地上20階・地下2階
用途 商業・ホテル・映画館・駐車場・駐輪場
ホテル客室数 428室
敷地面積 86,357.39平方メートル
建築面積 20,798.30平方メートル(新築部のみ)
48,308.65平方メートル(既存含む)
延床面積 129,637.98平方メートル(新築部のみ)
185,989.71平方メートル(既存含む)
店舗面積 約26,000平方メートル
(広島市:出店計画書の提出状況より)
着工予定 2021年2月1日
完了予定 2025年3月31日
開業予定 2025年春
基本設計・監修 ジェイアール西日本コンサルタンツ・東畑建築事務所設計共同体
実施設計・施工 広島駅南口ビル新築他工事特定建設工事共同企業体(株式会社大林組・広成建設株式会社)
全体事業費 約600億円

 

これはインパクト大!地上から躯体の取り崩し始まる

南口を出てすぐの場所から。

かつて銀のケt…噴水があった場所です。
新駅ビル完成後も東側に移設されることが明らかになりました。

 

地下への階段付近から、駅ビル東側方面を見ていくと・・・

 

なんと大胆な…
これまで全体が防音壁に覆われていましたが、一部でそれが撤去され地上と上の階の両方から
大胆に解体工事が行われれうようになりました。
これまでに屋上から解体工事を進めており、全体的に高さを減らしていました。
地上から重機が届く範囲になると一気にこうして解体を進めていくのですね。

 

あまりにもインパクトが大きな光景で、駅を利用する通行人の多くが足を止め、写真に収める光景が見られました。

この瞬間は次に駅ビルが建て替えられる半世紀かそれ以上後でないと見られません。
この時に立ち会えていることに感謝です。

 

東側のエキシティ・ヒロシマから眺めてみました。

 

はっきり見えます。これは凄い。
地上に設けられた仮囲いが概ね新しい駅ビルの建築範囲です。

 

ビッグフロントひろしまの前から。

先日JR西日本から公開された新しいイメージ画像に写っていた5200形「グリーンムーバーApex」とともに。
4年後の春には彼らが駅ビルの2階に突っ込んでいくことになります。

 

このまま全景です。

 

どの角度から見ても迫力とインパクトありますね。
大量の重機により解体されていく駅ビル。心なしか、周囲にいる作業員の方々もこの様子を見届けているように見えます。

 

西側。

西側部分はほとんど姿が無くなりました。
次はあの辺りを詳しくご紹介していきます。

 

 

瓦礫に姿を変えた西側 歩行者通路も再び変更

エールエールA館から。

 

なんだかとんでもないことに…。ビッグプロジェクト前夜はこんな感じなんですね。
西側では日本郵政によるオフィスビルも同時進行しています。後日ご紹介します。

先程も東側の状況で書きましたが、現在仮囲いがされて立ち入りが制限されているところが、概ね新しい駅ビルの建築範囲になります。
いかに巨大かがお分かりいただけるかと思います。なお1階はバスターミナルやタクシーのりばなどの交通広場をビル内に内包するような形になります。

 

改めて地上から西側の解体状況を。

北口のシェラトンがここまではっきり見えますし、
その手前には在来線コンコースとなっている橋上駅舎が確認できるまでになりました。
解体した駅ビルが瓦礫の丘になっているのも印象的です。

 

日本郵政の敷地をぐるりと回り、西側から見てみました。

 

見たことない景色です。
日本郵政との同時再開発が行われているからこその景色。
数年前の自分に言っても信じないでしょう(笑)

 

今回、西側では動線の変化がありました。

 

前回の記事でご紹介したように、1月30日から
西側のエキニシ方面に至る通路が少し変更されました。
地下階段より車道側の一部が歩道に切り替えられました。

 

どうしてそんな変更をするのかと思っていましたが、
この通路自体がかなり狭くなっています。

3mほどでしょうか。
仮囲いがバスのりば側にせり出しました。仮通路の再変更です。
工事にどうしても支障になるようですね。

 

打って変わってこちらは南口中央のち家階段。

仮囲いの窓から見えた内部では、エスカレーターが撤去されていました。

 

更に地下内部では、天井が…。

 

階段近くの天井の化粧パネルが撤去され、工事現場感がかなり増しました。
先程から指名sている新駅ビルの建築範囲にあたるので、このあたりも大幅に状況が変わりそうですね。

 

 

在来線改札内からも変化を確認!

南口から移動します。自由通路の中央改札を目指します。

 

 

こちらは2番のりばから駅ビル中央のあたりを。

裏側は前半でお伝えした通り大々的に解体されているあたりになります。

 

こちらは西側部分です。

在来線跨線橋コンコースの窓から南西方向を見ています。
以前は視界の左側はすぐに駅ビルが迫っている状態でしたが、
駅ビル西側一帯はほぼ全て解体されたため、ここから南口の「フルフォーカスビル」などが見える様になりました。
この感覚がかなり新鮮で、違和感がある光景に感じます。

 

1番のりばの西側に降りました。

お伝えしているように西側はほとんど解体されているので、シートの向こう側が明るいです。

 

端まで移動すると、まだ形が残っている非常階段が間近に。

 

 

西側は解体されて姿がなくなったので、先程の跨線橋からの景色同様、
南口の色んなものがホーム上から見えるようになりました。

 

まさに、過渡期と言える今しか見られない光景です。

 

広島駅ビル「ASSE」は今年度の解体工事を経て、2021年3月に着工予定
新駅ビルと駅前大橋線は2025年春の開業予定です。

Sponsored Link

17 comments

  1. 通りすがり Reply

    ずっと前から見た買った光景が10年越しに見られてほっと胸をなでおろしています。これからどんなお店がやって来て、どんなランドスケープが生まれるのか、今までの駅前再開発がかすむくらいのボリュームになりそうです///

  2. まさし Reply

     こうしてみると南口側もASSEの板を1枚めくれば中身は昔の広島駅ビル時代の壁が残ったままだったのですね。懐かしいです。

  3. ますお Reply

    駅ビル、東郵便局、解体が進んでワクワクしますが、
    こうなるとやはり東側のフタバ図書のビルの おいてけぼり感 が
    半端ないですね。
    足並みを揃えることが出来なかったのは残念に思えます。

    ただ、新駅ビルのイメージ図がカッコよすぎて、
    ワクワクです。

  4. CCレモン Reply

    ビルの正面を破壊してる水色の油圧ショベルはコベルコ建機製ですね
    今後、タワークレーンが北川鉄工所製だった場合は、
    両社とも広島に本社があり地元で製造している建設機械が
    一大プロジェクトを支えてると思うと胸熱ですね。

  5. いのっち Reply

    解体が進んでいますが、当初の予定より着工が遅そうですね。
    地下も工事で通行の範囲が狭くなっています。この際、地下街もあれば良かったと思います。
    福岡に近付きたいところですが、先ずは岡山より劣勢である、地下街、テレビ東京系の誘致、四国と山陰を結ぶ交通網充実。ここを克服して欲しい。地下街も駅前だと賑わいがあると思う。

    • けい

      水面下では色々動いているでしょうね。
      正直赤字に陥っているIKEA本体が来ることはもう100%無いでしょう。
      元々デカくて重いIKEAの家具は日本には不向きですし、10年前には目新しかった北欧デザインの雑貨も、今ではどこにでもあります。
      何よりも痛いのはニトリのオシャレ化でしょうね。

      一つ思ったのが、ドラゴンフライズのアリーナ計画です。
      場所を未発表ながら話は進んでいるっぽいですし、広島市側の意向にも合う施設です。
      ライブ利用なども考えるとベストな場所じゃないかと。
      ソニーが参加してアリーナとZepp併設とかになったら、エンタメゾーンも充実して良い感じになりそうです。
      JR西日本広島支社跡地にも文化施設(劇団四季などのミュージカルが上演出来るホール?)を併設したいみたいな事も言ってましたし、広島駅を起点にシネコン、アリーナ、ライブハウス、ミュージカル劇場、野球場と揃ったら・・・すみません、妄想です。

  6. のーてんき Reply

    就職のために初めて広島に足を踏み入れた時の広島駅前は、
    駅にはステーションビルが営業していて、ダイエー広島駅前店、イズミ、愛友市場があって
    廣島百貨店の建物があるもののの、1階部分の本屋(?)だけが営業していて、
    夜になると郵便局やダイエーの隣で屋台が数軒営業をしている時代でした。
    あれから、25年以上がたちますが、
    当時あった店がすべて無くなっていることに改めて、時代の流れを感じます。

    また、広島駅と広電広島駅前電停を結ぶ歩道に屋根がなく、
    雨の日は傘を差さなければいけなかったと記憶しています。
    駅前大橋も片側3車線ぐらいしかなく、いつも渋滞していたイメージがあります。

    広島駅前は昭和感が漂いいつまでたっても風景が変わらないとよく言われてましたが、
    長い年月がかかっているだけで、少しづつではありましたが、
    常にいろんなところが変わっていたんだなぁと思います。
    都市の発展には、変化がどうしても必要不可欠です。
    広島駅ビルの建て替えと広電電停の橋上化で、再開発はいったん終了となるでしょうが、
    今の若い人が、「昔の広島駅前はこうだったんよ」と言える変化は常にあってほしいなと思います。
    もっとも私は、次の再開発の時は、さすがにもうこの世にはいないでしょうけど。

  7. タミー Reply

    ブログ更新お疲れ様です。

    ABCブロックから見える駅ビル解体の様子からもこの再開発事業のスケールの大きさがよくわかります。

    JR広島支社の新しいビルの一方で、フルフォーカスビル(旧ダイエー広島駅前店)やフタバ図書が入居している旧イズミ広島駅前店のビルの古さが目立ってきた感じがします。
    再開発事業には営業を続ける為の仮店舗等のスペースはどうしても必要となるので駅ビル完成まではこのままで、その後建替えの順番が妥当なところですかね。気長に期待しています。

    ここから大州通を東に進み、平行して走っているJR山陽本線の広島駅から一つ目の天神川駅周辺にある「広島マツダ大州本店」が今年いよいよ建替えで新しいマツダのディーラーの高級感に溢れたイメージでの店舗の登場が期待出来そうです。

    また、ここから城北通を西に進み、同じく平行して走っているJR山陽本線の広島駅から二つ目にある横川駅周辺のフレスタ横川店が現在改装中で、来月「フレスタ横川本店」として新装オープンスするそうです。コンセプトは「さすが本店」だそうです。同社は昨年本社を横川から山陽自動車道広島インターチェンジ付近である安佐南区緑井に移転しました。今回は創業の地である横川の店舗を「横川本店」と強調して、同社がこれまで進めてきた価格はそこそことして品質を重視した路線を更に押し進める様です。

    旧広島駅ビル(ASSE)にはユアーズが入居していたので、現在ユアーズを経営している地場流通大手イズミ(本社広島駅北口二葉の里)の新広島駅ビルの商業施設への参画の可能性は極めて高く、「さすが本拠地」としてクオリティーの高いものを期待しています。

    駅前再開発で最初にAブロックに進出した地元百貨店の福屋(本店八丁堀地区)やCブロックのエディオン(登記上本店紙屋町地区)も品質路線のイメージが強い企業で方向性は一致している様に思えます。

    ダイソー(大創産業・東広島市)の創業者である矢野会長も「安物買いの銭失い」と言われることが悔しくて品質には特に拘っていると言われていました。

    品質に拘わることが広島らしいと言えそうです。

    今回はそれにスケールが半端ないので凄い事になりそうです。

    誰もが行ってみたいと思える空間に期待が膨らみます。

  8. スラサン Reply

    耐震調査で震度6程度の地震で倒壊の危険性がある建物にフタバ図書の産業ビルもフルフォーカスビルも入ってます。判定されてから4年くらい経って主な大規模民間施設は改修なり建て替えの計画を進めました(エディオン本店、サンモール、天満屋八丁堀ビル、ゆめタウン祇園、etc.)
    まだとくに発表がないのはドンキ八丁堀店やこのフタバ図書、フルフォーカスビルです。恐らく県や市も耐震改修の努力義務を促しているでしょうし近い将来なにかしらのアクションはあるのではないでしょうか。できれば耐震改修ではなく建て替えの方向で進めてほしいですがどうなるでしょうかね。
    コロナがほんと水を差してくれましたね。どこも苦しい中この駅ビル建設は有り難いことです。気長に待ちましょう。でもそごう広島の計画はさすがに頓挫かな。建て替えはさすがに苦しいでしょう。閉店の可能性もあるのでしょうか

    • けい

      フタバ図書はファンドによる支援が決まってブランド存続になりましたが、費用対効果の悪い八丁堀、紙屋町の店舗は相次いで閉鎖となりました。
      ビルが古いとはいえ賃料は高いであろう広島駅前が残っているのは、リミットが決まっているからだと思います。
      で、新駅ビルには東側に階段が出来る様なので、あの場所は取り壊して更地になるのではないでしょうか?
      今のデザインでは折り返しになっている階段を東側に伸びた階段&エスカレーターにして、カープ試合日の人の流れに対応して、普段はちょっとした広場みたいな感じで。

      そごうに関しては将来的にバスセンターと合わせて建替えの方向みたいですね。
      確か、2025年広島駅完成(バスセンターの機能を一部移転)→2028年商工会議所移転後にビル取り壊し(球場跡地の一部を暫定的なバスセンター利用)→そごう、バスセンター建替え。
      という流れっぽいので、2030年以降の話だった気がします。
      その頃にはそごうが阪急になってたりして・・・

  9. ショコラ Reply

    駅ビル、西側部分はほぼ解体されましたね。
    残るは真ん中と東側。

    ekieに普段使いとしてちからがオープンするようですが、
    出来ればかつてあったマックやすき家などのファーストフードも
    戻ってきてくれると駅を使うものとしては助かります。

  10. AB Reply

    広島駅のフタバ図書が無くなると駅周辺のゲームセンターが無くなるからやめて欲しい

  11. ああ Reply

    イケアの土地は、サンプラザ移転というかたちで、グリーンアリーナ規模のものを
    つくればいいと思います。広島駅に近いのでアクセスがよく集客がしやすい。
    バスケの試合以外でも、広島駅は高速バスの発着点になっているので、
    コンサートやビジネスイベントで、中四国からの広域集客もしやすい。
    ついでに駅ビルで飲食や買い物もしてくれる。JR西もにっこりです。
    イケアはアルパークの天満屋があったところに入ればいいと思います。
    賃料も高くはないだろうし。

  12. デスソースを全身で受け止めたい! Reply

    フェンスの所まで駅ビルが広がるなんて、楽しみです。しかも広島東郵便局には、KITTEができるんですよね?

    • まさし

       確かにフェンスのところまで広がるのは規模が面積的には2倍になるのでいいのですが、その分駅前の空間が狭くなって圧迫感が半端なくなると思います。広島駅規模レベルの駅前は、博多駅のような広びろとした空間を確保して欲しかったですね。できれば前にせり出す分を、反対方向の一番線ホームから2番線ホームの上部分にせり出して広げてほしかったです。

  13. kt Reply

    更新お疲れ様です。
    今回地下通路出入口のエスカレーターの撤去について触れておられましたが、私が昨日広島駅を訪れたところ、新しいエスカレーターが設置されているのを確認しました。2レーン設置されていたので、上下両方向に対応することが考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

【お読みください】

  • お名前(ニックネーム)は必須入力となっています。
  • いただいたコメントは管理人が承認しますので、表示されるまでお時間をいただく場合がございます。
  • スパム対策のため日本語が含まれないコメントは投稿できませんのでご注意ください。