ツイッターとコメントで情報を教えていただきました。
広島市中区、紙屋町交差点に近い2つのオフィスビルの建て替えが事実上明らかになりました!
特定都市再生緊急整備地域に指定され、スクラップアンドビルドが進む紙屋町・八丁堀地区。
2棟のビルはどちらも周囲のビルが建て変わる中、使用され続けてきました。
まだ限られた情報しかありませんが、概要をお伝えします。
紙屋町交差点の2棟の新ビルに挟まれた『広島日興ビル』の建て替え
紙屋町交差点にほど近い「広島日興ビル」が建て替えに入るようです。
教えていただいた広島城さん、としさん。ありがとうございます。
「広島日興ビル」は、SMBC日興証券の広島支店が入るビルで、
2012年竣工の「広島トランヴェールビルディング」と2020年竣工の「損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル」に挟まれています。
同社の公式ホームページで、店舗仮移転のお知らせより、建て替え工事が行われる事が判明しました。
【SMBC日興証券】:店舗仮移転のお知らせ(広島支店)
SMBC日興証券広島支店は、工事のため店舗を仮移転した後、再び建て替え後のビルに再入居するようです。
ビル名だけだとどこか分かりにくいですが、画像を見てもらえば「ああ、あれか」とお分かりいただけると思います。
相生通りに面し、西に2012年竣工の「広島トランヴェールビルディング」、
東に2020年竣工の「損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル」が建っています。
両隣に60m級のビルが建ち、かわいそうなくらい小さく見えていたビルですね。
2つのビルに比べ敷地面積は小さいと思われます。
建設費をペイするにも、ある程度上に伸ばして床面積を確保しないといけないので、
両隣と同規模の60mクラスになるのではないかと、予想と期待をしています。
鯉城通りに面した『明治安田生命広島ビル』の建て替え
紙屋町交差点から少し南に下った本通り交差点近くの「明治安田生命広島ビル」も建て替えが予定されていることが分かりました。
教えていただいたahoさん、のーてんきさん、CCレモンさん、はまっこさん。ありがとうございます。
【朝日新聞デジタル】:新宿、名古屋、広島、福岡などで再開発 明治安田生命
明治安田生命は2022年度までに東京・新宿、名古屋、福岡、広島、金沢の一等地に持つ不動産の再開発に着手する。計約1千億円を投じ、大型ビルを建てる計画だ。超低金利で運用収益が低迷するなか、高利回りを見込める不動産投資を強化する。温室効果ガス排出量が多い古いビルを建て替え、脱炭素も進める。
(上記サイトより一部使用)
1~2年前からテナントが撤退し、ボーリング調査が行われるなど、
建て替えの動きが見られていました。
詳しくはこちら。
明治安田生命が明らかにした全国のビル再開発に広島も含まれています!
計約1,000億円を投じるとのことで、内訳は都市規模に比例するでしょうが総額の1割が広島に充てられたとすると100億円。それなりの金額になります。
参考までに、八丁堀に2019年に竣工した60m級オフィスの「新広島ビルディング」(三菱地所)の事業費が40億円程度です。
明治安田生命広島ビルは現状でも約60mあります。
金額の件も踏まえ、こちらも60mクラスになるのではないかと、予想・期待します。
今後詳細が明らかになればまたお伝えします。