2009年に完成したマツダスタジアムを契機に、広島駅周辺では複数の再開発が一気に進み、駅の南北大きく街並みが変化しています。
今月は、広島駅北口の二葉山にある「広島東照宮」あたりまで足を伸ばし、広島駅周辺の様子を見てきました。
2016年6月に訪れた場所の再訪です。
こちらは広島駅新幹線口屋上駐車場から、北口二葉の里方面を撮影したもの。
2枚の写真を合成しているので歪んでいます。
横に走る県道84号「二葉通り」より向こう側一帯が、「二葉の里土地区画整理事業」で区画整理されたエリア(約13.8ha)です。
一番先に完成したのは、左側に映る「イズミ」新本社で、現在は定期レポートをしているように画像右側の「5街区」や、左奥に伸びる「広島高速5号線」の建設工事が佳境を迎えています。
その「広島高速5号線」の「二葉山トンネル」建設現場近く、広島東照宮周辺に足を伸ばしました。
この眺め。
トンネルを掘る「シールドマシン」の搬入・組み立て準備のために導入された大型クローラークレーン。
その背後に、広島駅周辺の高層ビル群や、旧市街のデルタ中心部を望みます。
シールドトンネルの発進現場より若干西側にから撮影しています。
画像左手に黄色のラフテレーンクレーンが見えています。あのあたりが抗口で、ここにシールドマシンが設置されます。
広島駅周辺を。
なんという迫力!
トンネルの現場の大型クレーンが被ってしまっていますが、これはこれで街並みの変化を象徴する瞬間でもあります。
中央に映る大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟は、地上20階、約91mなので、
完成すれば奥の「ホテルグランヴィア広島」が完全に見えなくなりますね。
高速5号線「広島駅北口(仮称)ランプ」。
料金所が用意されています。
少し別角度から。
広島駅周辺のビル群もここまで見栄えが厚くなってきました。
ここに見える60m以上の高層ビルのほとんどが2010年以降に完成したビルですから、如何に急激な変化であるかということを実感します。
終わりに高速5号線「二葉山トンネル」の建設現場の様子を。
防音のため、プラントには上屋が設けられています。
シールドマシンは、死角になっている手前の丘の下から、今年夏に中山地区に向けて発進します。
トンネルの掘削は2016年5月の契約締結から31ヶ月となっているので、
広島高速5号線の開通は、2019~2020年度になるとみられます。(公式発表ではないのでご注意ください)