広島駅自由通路新築他工事 2018.03(Vol.100) 『エキエダイニング』オープン!構内の構造変化など

広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。
①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備、④北口広場の再整備etc.
これらを一気に整備する”50年に一度”と言っても過言ではない大型プロジェクトでした。

自由通路は全面開業しましたが、新幹線高架下エリアの開業までがこの事業であり、引き続き追いかけています。

 

2012年から定期取材を始めて、今回が100回目の更新になります!!

記念すべき節目となる今回の記事では、3月29日(木)にオープンした新幹線高架下開発の第2期エリア、
「ekie DINING(エキエ・ダイニング)」の様子や感想などを中心にレポートします。

前回の状況です。

広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。 ①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備

 

まずは駅構外から引きで全体の様子を撮影しておきます。

 

今回オープンしたのは画像左側半分となる北口東側1階部分の「第2期」エリア。

 

【JR西日本】:「ekie(エキエ) DINING」 2018年3月29日オープン!

(上記資料より)

今後は以下の通り、段階的に北口エリアのリニューアルが続きます。

・「第3期」として今年秋頃に旧フィットネスクラブ部分に団体利用も可能な飲食エリアとNORTHエリア2階にみやげ物店が開業
・「第4期」として2019年春以降にWESTエリア1階、現在の「新幹線名店街」に、通勤通学や出張で訪れた利用者向けの食料品ニーズに応える売り場が開業

 

「第3期」、旧フィットネスクラブ部分。

足場が設けられ、継続的にリニューアルが行われています。

 

それではいよいよ、北口1階コンコースから「エキエ・ダイニング」の入り口へ。

自由通路北口側の大階段を降りた右側一帯が、「エキエ・ダイニング」となっています。
直進すれば北口広場です。

 

新幹線名店街付近から。

新幹線名店街とはコンコースを挟んで対面する形となります。
天井にゲートのライティングが反射して、「広島(Hiroshima)」の「H」に見えるのは偶然でしょうか。(*゚∀゚)

 

店内へ入ります。
一応お店の中ですし、来店客もかなり多かったため、エキエ内の写真はほとんど撮っていません。

が、どうしても気になっていた場所だけ、人波の切れ目を狙って押さえました。

まさかこんなことになっているとは!
北口コンコース(新幹線駅舎)の一番東の端にあった階段・エスカレーター付近の現在の様子です。
大きな吹き抜けになりました。
元を辿れば、橋上化工事に着手する前は、この幅の階段があるのみだったものが、
2015年8月頃エスカレーター新設され、2016年10月まで供用された後、一帯が閉鎖されました。
「エキエ・ダイニング」へのリニューアルに伴い、階段は撤去され、
このような大きな吹き抜けになりました。

 

2階は「第3期」エリアで現在リニューアル中なので、使用はできません。

 

この画像とほぼ同じ角度から撮影した、2016年2月の画像がこちら。


(2016年2月撮影)

こちらは2015年8月の状況。

先週は忙しく全く更新ができませんでした。 ご無沙汰しております。m(_ _)m         広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増

今日撮影した画像の角度が少し悪いですが、この変化をお分かりいただけますでしょうか。
かねてから私は”この殺風景な状態からの変化が楽しみ”と書いてきました。
期待通り、全く別の場所のような大変貌に感動しております(笑)

 

上の画像のエスカレーター横に設けられた、「廣島ぶちうま通り」

お好み焼き店や汁無し坦々麺など、広島グルメをひとまとめにしたゾーンです。
先程写真を載せたエキエ・ダイニングのメインの入口を入って、少し奥まった位置にあります。
場所が分かりづらいかもしれませんが、お好み焼きを中心とした広島グルメは元々集客性があるので、
それ以外のお店をあえて入口から目立つ位置に配置しているのは良いと思います。
(コメントいただいた、メソさんと同じ意見です)

 

ちなみに私は、「炭焼牛たん東山」で仙台名物の牛タン定食をいただきました。

柔らかくて美味しかった!

広島駅なのに仙台や博多の名物は意外でしたが、これらの以外に広島名物のお店は十二分に揃っており、全部が全部広島のお店だとクドイので、
広島都市圏内からの集客を考えても、バランスの良い店舗構成になっているとは思いました。

 

21というの店舗数は、実際に歩くと開業前の資料で見るより、かなり集積された感があると感じました。
新規出店のお店に加え、「ekie第3期、第4期」のオープンに向けた新幹線名店街から移転したお店、そして数年以内の建て替えに向けた駅ビル「ASSE」から移転したお店で構成される「エキエ・ダイニング」。
駅ビル建て替えの期間は、まさにここが広島駅のメインのグルメスポットになりますが、それに足るものになっていると思いました。

むしろ、駅ビルの建て替えが完了した時、新駅ビル内に入るレストラン街と両立できるのか、という点が今から気になります。
その時は、また大幅な機能転換などがあるのでしょうか。

そのあたりも注目しておきたいです。

 

 

 

さて、エキエを離れ、少し別の変化もお伝えしておきます。
自由通路南口方面の階段壁面に、巨大告知が登場。

4月6日(金)~8日(日)までの3日間、
旧広島市民球場跡地で開催される「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2018」の告知です。
BMXやボルダリングなどアーバンスポーツの世界大会で、日本初開催の地に広島が選ばれています。
これは是非見に行きたいです。

【公式】:FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2018

 

最後に改札内コンコースの状況を。
改札内に設けられた商業施設「アントレ・マルシェ」内の「フルーツシングス」跡に、
ベルギーワッフルの「Manneken(マネケン)」がオープンしていました。

 

 

元の「フルーツシングス」は昨年6月のオープンから約半年で閉店となりました。

「アントレマルシェ広島」は、昨年6月23日に広島駅の改札内コンコース(新跨線橋)内にオープンした、”エキナカ”店舗スペースです。 関西エリア以外で初めての展開となった店舗内には、

 

続くマネケンを始め他の店舗にも長く営業してもらいたいですね。
個人的にマネケンのワッフルは好きなので、今度買ってみようと思います。

 

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