中区紙屋町の、本通交差点に面した「信和広島ビル」に入居していた、
家電量販チェーンの「ソフマップ広島店」が8月に閉店することが分かりました。
「信和広島ビル」がある紙屋町2丁目は、商業施設「サンモール」を中心とした紙屋町再開発の対象地区に含まれています。
広島においてソフマップは2006年まで紙屋町の現「アニメイト広島ビル」で営業した後、一度撤退。
2008年、南区の旧「ひろしまMALL」(元ベスト電器広島店)に再出店し、
2013年再びこの紙屋町に戻ってきた経緯があります。
ビックカメラグループではありますが、今回で独立したソフマップの店舗は広島から姿を消す事になりそうです。
【ソフマップ】:広島店
8月26日(日)をもって閉店とのことです。
本通商店街と鯉城通りが交差する「本通交差点」。
ヒトと車とバス・電車が行き交う、広島の商業の中心です。
広島で最も通行人が多い交差点ではないでしょうか。
最初に書いたとおり、ここは紙屋町再開発の対象地域です。
既に再開発準備組合が設立されており、事業協力者に大和ハウス工業、フジタ、三菱地所レジデンスの3社が選定されています。
ソフマップの閉店は再開発への足音か、と行きたいところですが、
親会社であるビックカメラが広島駅前に出店し、近年では「ビックカメラ×コジマ」としてイオンモール広島府中など郊外に複数出店していることから、振るわない店舗の効率化のために閉店に至った側面も大きいのではないかと思います。
組合は2020年以降の着工を目指しているので、要因として全くゼロというわけではないとは思いますが。
再開発により、サンモールと合わせ新たな賑わいの拠点になることを期待したいです。