JR広島駅南口再整備 2025.03(Vol.89)<新駅ビル編>

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
整備の核となるJRの新しい駅ビルは地上20階建て、総延床面積は約11万平方メートルで、
ホテルと商業施設の複合ビルになる予定です。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。

駅ビル内は中四国最大の飲食店街やシネマコンプレックス、コスメやカフェなど、
216テナントが集積する商業施設「minamoa(ミナモア)」として、
2025年3月24日に開業する予定。3月21日、22日にはプレオープンを控えます。

開業に向けて最終準備が進められている広島駅の新駅ビル「minamoa(ミナモア)」について、 3月21日(金)と22日(土)にプレオープンすることが報じられました。 グラン

 

前回の状況です。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 整備の核となるJRの新しい駅ビルは地上20階建て、総延床面積は約11万平方メートルで、 ホテルと商

 

 

あと21日!コンコース、店舗サインが輝く

ミナモアの開業まであと21日。
たまたま眺めた広島駅新駅ビルは、コンコースや店舗の照明が複数点灯していました。
この雰囲気を共感したく、ミニ更新します。

 

ビル外壁の照明はほとんど点灯していませんが、
コンコースや店舗の照明がこの日はかなり広範囲に点灯していました。

「広島駅」のサインの上に窓ガラスに面したテラス席が確認できます。
ここが、ミナモアで働く従業員専用の休憩室になるはずです。

 

ミナモア全体には、ここを含め14箇所の従業員用休憩室が用意されています。

 

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少し引きで。

巨大なアトリウム空間から歩行者デッキや路面電車が放射状に広がっていきます。
右手には中四国・九州地方初出店となるハンバーガー店「SHAKE SHACK」のサインが光ります。
「全館カフェ」のコンセプトを表すテナントの一つです。

 

自由通路からアトリウム空間を眺めてみた写真です。

 

視界が開けたからでしょうか。今までで一番照明が明るく点灯しているように見えました。
正面の路面電車のりばの右手を抜けて、ホテルグランヴィア広島サウスゲートやミナモアの入口を横目に、西側JPビルディング方面まで歩行者空間が続いていきます。

 

柱の装飾やサインなど。

柱の間接照明は、供用済みの自由通路や新幹線コンコースなどと似ていますが、
同じ「折り鶴」のコンセプトでも異なるテイストのアクセントが設けられています。

 

外壁への店舗サインも登場してきました。

 

ビルの最も東側、「minamoa」のロゴの下に「MOVIX」のロゴマークが取り付けられました!
9階に入るシネマコンプレックスです。

【株式会社松竹マルチプレックスシアターズ】:MOVIX広島駅

その下にも薄っすらとサインを取り付けられるような配線かベースが見えるので、これからも増えていくと思われます。

 

 

1階タクシーのりばなどが完成目前!

駅ビル1階東側、3月8日から共用を開始するタクシーのりばです。

再整備が進む広島駅南口について、広島市とJR西日本は新駅ビル1階のタクシーのりばを 2025年3月8日(土)から開放し、利用を開始することを明らかにしました。 南口のタクシ

まだ資材が残っていますが、案内類や防護柵などが取り付けられ、運用に向けた最終段階となっています。

 

自由通路側から内部が見えるようになりました。

 

自由通路から直進方向、路面電車のりばを向いています。
天井の化粧板や舗装まで完成目前といったところ!
頭上は路面電車が乗り入れる高架橋となっており、他の部分に比べ天井が低めになっています。
現在閉鎖中の地下広場への階段も供用を待っている状態です。

 

同じ場所から東側のマツダスタジアム方面。

 

新しいタクシーのりばです。
左手には店舗が並びます。おみやげ街道やそば・ラーメン店、コンビニなどが並びます。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が続けている広島駅南口広場の再整備について、 新駅ビルを建設していたJR西日本は26日、”駅ビル本体”部分の完成式を行いました。 旧駅ビル

 

東側のバスのりばに比べ、幅員がかなり広いですね。
プロ野球開催日のマツダスタジアム方面への混雑を想定したものでしょうか。

床面の点字ブロックに並行して、赤のラインがお分かりいただけるでしょうか。
これはカープロードを通じてマツダスタジアムまで続く目印になるようです。
2階のデッキにも同様に設置されています。

中国新聞デジタル】:マツダスタジアムへと誘う「赤」 新広島駅ビル通路にタイル設置中

 

参考までに東側の歩行者スペースの幅員を。

1階東側バスのりば(2024年6月撮影)

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 2024年6月2日、新駅ビルの1階に整備された路線バスのりばが供用を開始しました。 新駅ビルの

 

こちらは先程の場所から振り返った構図。
地下広場への階段付近から自由通路の方向を見ています。

天井全体に白い化粧板が設けられ、本設の照明に置き換えられました。
雰囲気が一変してどこだここ?状態。これは感動しました!
床面がタイルに変われば更に明るい雰囲気になりますね。
1階の東西と自由通路の南北をつなぐ、”人の交差点”となる場所です。

 

新広島駅ビル商業施設「minamoa(ミナモア)」および「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」は2025年3月24日に開業する予定です。
いよいよ、1ヶ月を切りました

路面電車駅前大橋線は、2025年夏頃、8月6日より前までの開業を目指します。

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