総事業費131億円で橋上駅化工事が進む広島駅を見てきました。
今月は2度目の更新です。
広島橋上駅新築他工事 2013.11(Vol.23) 鉄骨、2番乗り場へ。
上のリンクのように前回11月始めに確認した時点で、コンコース西側で進む橋上駅舎と新コンコースの鉄骨が2番乗り場まで到達していました。(画像)
今回の様子。
4番乗り場から2番乗り場の方向を。
下段のみだった鉄骨の梁は上段も設置され屋根の筋交いも他と同じように取り付けられていました。
撮影しているこの頭上が新たなJR改札内の跨線橋(コンコース)となり、
東側(画像左)にはエスカレーターと階段またはエスカレーターのみが、
西側(画像右)には階段のみが今後設置されていきます。
それから上の画像の突き当りとなる、1番乗り場の上空にあった赤い鉄骨がようやく撤去されたようです。
工事が始まる前、駅事務室があったスペースです。
2番ホームまで橋上駅の鉄骨が伸びてきています。左の四角いグレーの鉄骨が組まれた場所では場所打ちの基礎杭打設が行われていることですし、
駅舎の鉄骨が1番ホームまで到達するのも遠くないですね。
そうなるとようやく”橋”らしくなってくることでしょう。
行ったり来たりになりますが、再び4番乗り場。7番乗り場や新幹線の方向です。
大部分で床版の設置が進み、橋上駅の完成形がイメージできるようになってきました。
7番乗り場へ移動します。
最初はいずれ撤去される現在のコンコースの真下のあたりから。
世代交代、という感じでしょうか。
ここからでもかなり大きさを感じます。
こちらはエスカレーターを降りた正面にある地下道への階段です。
工事が始まってすぐに閉鎖されていたこの階段ですが、現在はこのようになっています。
右側に基礎杭が打たれ幅が途中から狭くなっています。
完成時は廃止されるのかもしれませんね。
7番乗り場をもう少し奥まで進みます。
暗いです。
この奥に細い鉄骨が2本縦に設置されているところがありますが、
コンクリートの枠のような形で50cmほど掘り下げられていました。
エレベーターの設置場所でしょうか。
最後に新幹線駅舎屋上から。
どんどん巨大化していきますね(笑)
大工事が続くコンコース西側はここまでです。
今回はこのところほとんど足を運んでいなかった東側へ行ってみます。
Twitterで変化があったと教えて頂いていました。(TASSHUさんありがとうございます。)
それがこちら。
2番乗り場です。
階段を降りて20mほど進んだ所にこのような東側でお馴染みのグレーの鉄骨が設置されました。
複雑な配置で既存のホーム屋根の鉄骨にボルトで固定されています。
同じものは7番乗り場でも。
それだけではありません。
このように架線柱が新しいものに変わっていたり―
複数の箇所でホームの地面に何かを埋めたような跡がありました。
具体的に何のための工事なのかは分かりませんが、何かしら橋上化に関係する工事であると思います。
大規模な工事が始まるのは、西側の橋上駅舎が一部機能し始めるまで形になった頃だと思いますので、
こちら側の変化というのはもう少し先の話になるかと思いますが、
(停止位置を変更している状態ですし利用客への影響が甚大になりますからね…)
西側の橋上駅とほぼ同じ床面積の商業店舗スペースができるこちらの建設も楽しみですね。
画像が大量になってしまいました。今回の更新は以上です。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島橋上駅新築他工事 (南北自由通路・店舗増設)