南道路開通から1ヶ月。西バイパス渋滞距離半減

昨日4月23日で、広島高速3号線の全線と広島南道路の開通から1ヶ月が経ちました。
広島市の臨海部を東西に貫くこの道路の開通によって、既存の幹線道路に大きな影響が表れているようです。
 
【中国新聞】:西広島バイパス 渋滞距離が半減
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(2014年4月23日付 中国新聞朝刊紙面より)
 
 
国道2号線西広島バイパスでは、朝のラッシュ時中心部方面へ向かう車の渋滞の距離が、
開通前の5~7キロから、開通後は3キロ弱とほとんど半減しているそうです。
渋滞時間についても開通後は1時間ほどに短くなっているとのこと。
記事にも書かれていますが、3月27日に交通量の調査が実施され速報値が公開されています。
広島南道路開通後の交通量が公表。庚午橋は2割減に
 
 
 
西広島バイパスにここまで大きな効果が出ていることは正直驚きました。
速報値では国道2号線旭橋で約2000台の減少という結果が出ましたが、現在はそれ以上に交通の分散が図られて明らかに効果を実感できるまでになっているようですね。
 
ところが地元ニュースなどによると、交通量が移った南道路での渋滞や安全面での懸念が出始めているようです。
特に商工センターと観音地区では無料区間のみを使う車が非常に多く、出入口付近の渋滞で新たに渋滞が発生しています。
 
開通もつかの間ですが南道路一般国道の4車線化や高速割引拡充、
そして西広島バイパスの都心部延伸と南道路高架部延伸など検討を重ねていただきたいです。
 
 
それから自動車の交通量そのものを減らすことも中期的・長期的に考えていかなければならないと思います。
コメントでたくさんから頂きましたが、
混まなくなってきているということなら、公共交通から自動車通勤に切り替えるという人が増えてくることも予想できるのではないでしょうか。
道路を造ったは良いが、かえって車の量が増えて都心部は渋滞が増えた、ということになっては意味がありません。。
そうならないためにも、広島西部と都心部を結ぶ広島電鉄の、輸送力・定時制・速達性全てにおける早期改善が求められますね。
この辺りについても今度問題点をまとめてみたいです。


 

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