広島南道路開通後の交通量が公表。庚午橋は2割減に

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3月23日に開通した広島高速3号線を含む、関連道路の交通量が公表されました。
データは広島高速道路公社や広島国道事務所、広島市が公表した3月27日木曜日のみの速報値です。
 
【広島高速道路公社】:広島南道路・広島高速3号線の開通後の利用状況(速報値)について(PDF, 約700KB)
 
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(上記PDF資料より)
 
有料道路である広島高速3号線の今回開通区間(吉島~観音)は3月27日木曜日のこの日、8200台の交通量がありました。
 
観音から商工センター間の、広島市が整備した無料区間「太田川大橋」は2万5900台
やはり無料区間は有料の高速3号に比べて約3倍もの利用があるようです。
しかし最も注目すべき点は、この南道路に近くラッシュ時は深刻な渋滞が発生していた市道霞庚午線です。
太田川大橋と同じ太田川放水路に架かる庚午橋の交通量は、
昨年10月22日(火)の6万5700台と比べておよそ2割減の5万2100台になりました。
 
これは開通から間もない速報値でではありますが、霞庚午線の渋滞に対して大きな影響があったと言えますね。
霞庚午線を回避した車がそれぞれ観音地区・江波地区・吉島地区からくし状に中心部と行き来するようになったようです。
 
とは言いつつ、依然として5万台以上の車が霞庚午線を使っている現状もあります。
私は普段この道路を使わないので南道路開通後の実際の渋滞状況は分からないのですが、まだ根本的な解決には至っていないのではないかと思います。
さらなる転換を図るには一般国道部の吉島~出島間の整備はもちろん、広島高速の料金・割引の見直しも検討していかなければなりませんね。
特にこの4月から消費税が増税されたことに加え、NEXCOが所管する道路ではETCの割引が大幅に縮小されてしまいました・・・
 
 
 
さて、一方で国道2号線西広島バイパスは高架部・平面部ともに、今回の開通ではほとんど影響が無かったことも分かります。
やはり西広島バイパスの都心部高架延伸の必要性の高さを感じます。
市が消極的なのが残念ですが、実現へ向けて深く検討していただきたいものです。
 
 
こちらは商工センターランプの入口と出口を、参考程度に数十秒撮ってみた動画です。
庚午方面の2レーンと太田川大橋を渡る1レーンの合わせて3車線ある道路ですが、それぞれ同じ位の数の車が流れているなと感じました。
 


 

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