横川駅では山陽本線から可部線へ連絡する渡り線をもう一本新設し、可部線が上下同時に出入りできるよう配線を変更する工事が2015年春の完了を目指し行われています。
横川駅配線変更工事 来春完了
前回は4月末に様子を紹介しました。
横川駅配線変更工事 2014.04
まずは可部線が乗り入れる5,6番ホームから、線路が新設される広島駅方面を見てみました。
渡り線から島式ホームに分岐する辺りで、まだ真新しいバラストが綺麗に敷かれていました。
ここに線路ができるのでしょうか。
来春の工事完了まで1年を切りましたから、線路の敷設もそろそろかもしれません。
振り返ります。
相変わらず何本ものレールが保管されています。
こちらは山陽本線上り広島方面の3番乗り場。
今年2月に、可部線渡り線新設にも関連していると思われる、3番線線路の線形改良が行われました。
そのため3番乗り場の東半分はホームが継ぎ足されたような状態になっていましたが、
今回新たに蛍光オレンジの”はしご”が取り付けられたようですね。
望遠で。
10mくらいの間隔で線路からホームに上がるためのはしごが設置されました。
継ぎ足された空間が中途半端ですが、これで完成とするようですね。
その3番乗り場に移動してみます。
以前までは工事に使う仮の樹脂製のフェンスでしたが、こちらも完成形と思われる金網になっていました。
フェンスの先を眺めます。
事実上この先のホームは、線形改良によって幅が足らなくなったので使えません。
将来のこともありますからしばらくはこのまま残すものと思われます。
ところで線路上のこの機械は…
これまでの画像を確認してみると最初に取り上げた2月の段階ではまだ設置されておらず、4月のレポで初めて姿を現していました。
2月の画像のリンクと、4月の画像のリンクです。
新型車両とともに導入される新しい保安システムとの関連はいかに。
改札を出て、線路新設に伴って拡張される盛土の様子も確認してきました。
北口を出て国道183号線沿いに新しく出来た食品スーパー「フジ三篠店」の東側です。
撮影地はすぐ右側が「フジ」の立体駐車場への入口となる場所で、東側広島駅方面を撮っています。
この通り、拡張工事は完了していました。
門型の架線柱が新しくなったコンクリートの擁壁から建っている様子が分かります。
今回は以上です。
工事は2015年春までに完了する予定です。
Sponsored Link
Sponsored Link
出発の直下地上子ですね…
後、可部線5♯から上り本線に向かう所に、木の杭がありませんでしたか?あれが、新ルートだと思われます。また、6♯から上り本線への新ルートにも、木の杭でライン取りされてますよ(こちらは、電車に乗って見た方が良いかと)
3番線の信号、出発よいかと標識のついてるやつが、少し手前に移動してますよね。
3番ホーム右側に信号機がいつの間にか新設されてますよね。
全然気付いてなかった。ホーム拡幅前には無かった気が…
2月には既に有ったのか。
バラスト撒いている所が5番線新ルートですね。接続までの誤認防止用か既に標識が立ってます。
しかもこの繋がりならば、やはり分岐器の番数も上がりそうですね。
明らかに分岐角度が緩やかになってる。
更新お疲れ様です。
白島新駅や広島駅にばかり注目しがちですが、横川駅も随分変わってきていますねー。
何だかんだで運行ダイヤの安定化・速達化に一番貢献する工事でしょうし、滞りなく進めていただきたいです。
直接は関係ありませんが、横川には詳細型の駅自動放送は入らないのでしょうかね?利用者も多いし、乗り換え駅でもあるし・・・
私の横川駅のイメージは、鳥小屋です(笑)旧駅舎時代にありました。広電の電停が道路の真ん中にあった時代です。
白島新駅に負けない駅づくりを行って欲しいです。
横川駅が変わっていくレポートを楽しく拝見しています。
自分なりに完成した姿を頭に浮かべています。
いまいち描けないのが、5番線を新しくシフトした場合はプラットホームは拡幅するということでしょうか。
山陽線より幅の広い立派なホームに227系(2両編成?)が滑り込むことを描いてもよいのでしょうか。
いずれにしても来年3月が楽しみです。
そうそう、旧駅舎の件で想い出しました。大昔(太田川放水路が完成する前)は今のカジルの側の駐車場付近は山陽線が走っていたのですヨ。
ずいぶん変われば変わるものです。
>>5
有った、有った鳥小屋。
南口から入って地下道に行く間に。
横川駅の懐かしい風景を見つけた。
http://www.kukanzeneki.net/all/hiro-iwa/1.html
コンクリート製枕木を敷き始めています。
横川駅も、着実に改良されています。
上記のコメント通り、横川駅の配線変更工事で枕木が敷かれていますが、
今日の段階では、レールが敷かれて枕木と固定されています。
余談ですが、JR白島駅(自分の仮称)による広島-横川間の閉塞区間
(分かり易くいえば線路を一定区間に区切り、1つの閉塞区間には、
同時に2つ以上の列車を入らない(入れない)ようにすることで、
安全を確保するシステム・ウィキペディアより参照)の間隔が短くなるので、
信号機がかなり増やされています。
広島横川間は、前方が詰まったのか橋の上で下り列車がノロノロ運転してた事が有りますからね。
閉塞区間の分割はかなり有効だと思います。
しかし、駅とATS-Mだけかと思いきや何気に線路の改良が進んでる…