JR西条駅では平成23年10月から南北を連絡する自由通路の建設が行われています。
これに伴い駅舎は橋上化され、南口には新たに駅ビルも建設される予定です。
【東広島市】
JR西条駅の橋上駅舎の暫定供用について >
事業概要-その01 [PDFファイル/1011KB]
事業概要-その02 [PDFファイル/1011KB]
完成イメージ(上記東広島市HPより)
昨年12月、駅ビルの西側半分と橋上駅舎の一部が完成し、暫定供用が開始されました。
【東広島市】:施工手順(予定) [PDFファイル/246KB] (JR西条駅の橋上駅舎の暫定供用について)
今後は駅ビルの東側と自由通路、北口広場等の建設工事を進め、今年12月末に全面開業する計画となっています。
駅の橋上化事業ということで非常に気になっていたのですが、先月末にようやく行くことができました。
東広島市でカメラを構えるのは初めてです。
まずは南口にできつつある駅ビルから紹介していきます。
最初に書いた通り駅ビルは綺麗に西側半分だけが先に完成しました。
現在は東側の基礎工事が急ピッチで行われています。
特徴的な外壁の一部は、酒処西条の酒蔵の瓦を連想させるものでした。
奥には店舗の入口がありますが、まだ開業していません。
駅ビルの最も西側に2階自由通路への入口があります。
こちらにはJR系の「おみやげ街道」がオープンしていました。
階段を上がりました。
南面のほぼ全体がガラス窓となっており非常に明るい印象です。エレベーターシャフトもそれを阻害しないようスケルトンになっています。
天井の配色もいいですね。
南口広場の様子。
奥に向かって片側4車線2車線の「ブールバール」が伸びていきます。
自由通路を改札口付近まで進み、南口の方向を振り返りました。
券売機の券売機の隣は第2期の駅ビル建設現場に当たるので、現在は閉鎖されています。
事業概要を見ると南口広場の東側へ降りる階段の他、店舗などが入るスペースとなるようです。
撮影している改札口付近の西側広島駅方面は非常に広く窓が設けられており、明るさを保てる他行き来する電車も眺めることができます。
「自由通路」とはいえ現段階では改札口を過ぎると行き止まりになっており、北口へ通り抜けることはできません。
駅ビルと同じく、現在行われている第2期工事の範囲です。
こちらが橋上の改札口。
まだ真新しいです。発車標が見慣れたグレーではなく黒いことと「4car」と斜めに表示されているのはとても新鮮でした。
改札を通ります。
両方面ともエレベーターとホーム西側へ降りる階段は開業しましたが、反対の東側へ降りる階段は現在建設中でこのように仮囲いによって少し狭くなっています。
ホームの様子です。
1番のりば。
3番のりば。
ホーム上にも発車標が設置されています。さすがは東広島市の中心駅です。
3・4番のりばでは1つの表示機で2つの方面の案内を行う為、関西で見られるような左右両端に矢印が表示できるタイプになっていました。
案内放送は五日市駅や宮島口駅と同じ、女声の自動詳細放送でした。
電車の到着時には発車標の下段がこのように表示されます。
1番のりばの自由通路の真下から北口方面を撮りました。
続いて3・4番のりばから、未供用の自由通路北側と北口広場です。
整備中の広場側から見た、西条駅北口の様子です。
すでにはっきりと完成時の姿が分かるまでになっています。
最後に3番のりばから、建設中の東側階段の様子を。
1番のりばは同時にホーム屋根の設置も行われているようです。
ホーム東側階段と南北自由通路、南口の駅ビル東側は今年の12月末には全て完成する予定です。
東広島市は広島大学を有する学園都市であり日本でも有数の酒処です。
その中心駅が都市にふさわしい姿に生まれ変わるのは広島市民ながらとても楽しみですね。
また行ってみたいと思います。