広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業は南口広場の東側の区画に計画されている大規模再開発計画です。
家電量販店のエディオンなどが入る地上11階の商業棟と地上46階の住宅棟が建設されます。
【NIPPO】:グランクロスタワー広島│広島駅南口Cブロック再開発事業
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅南口Cブロック地区市街地再開発事業
前回の状況です。
広島駅南口Cブロック再開発 2015.07(Vol.18) 商業棟鉄骨地上へ!住宅棟外観など
まずは遠い所から。エールエールA館北側より撮影した画像です。
真正面にあたるCブロック。
手前の商業棟の鉄骨建方が順調に進んでいます。
具体的な計画はまだですが、駅ビルが建て替えられれば駅ビル→Cブロック→Bブロックと連続性の取れた街並みになりそうですね。
駅前広場内から。
少し前とは全然違うが造られていきます。
手前の商業棟だけでなく、奥(東側)の住宅棟「グランクロスタワー広島」も存在感を増してきました。
8階か9階の辺りを構築しています。
東側からCブロック商業棟全体を。
6階辺りまで鉄骨が組みあがり、いよいよ広島駅の駅ビルが見えなくなってきました。
その商業棟建設予定地のちょうど中央辺りにはこのようなものが姿を現しました。
ガラスが嵌め込まれた4m四方程の壁。間違いなく完成時の外壁を再現したモックアップです!
広島のビル建設でモックアップを見るのは、トランヴェールビルディング(当時「(仮称)紙屋町プロジェクト」)以来2回目です。
グランクロスタワーのHP等を見る限り、撮影している南側はコンクリートがメインになっているので、
モックアップは駅前広場が面する西側の外壁を再現したものではないかと思うのですが完成してみないと分かりませんね。
それはそうと、こんな場所に作ってはすぐにビル本体の工事の支障になってしまいますよね。
このあたりはしばらくクレーン車のスペースと揚重ヤードになるのでしょうか。
いずれにしろこのモックアップが設置されている期間はそう長くはないと思います。
フタバ図書がある敷地北西側に移動します。
将来はこの上空に広島駅から商業棟を繋ぐデッキが整備されます。
少し進んで振り返ります。
まちづくりが動いているのを実感できる角度です。
本当に今が一番面白いと思います。
商業棟には鉄骨をトラス状に補強する耐震ブレースが幾つも見えますね。
北面には外壁になりそうな細いスリットが入ったものが確認できます。
最後に敷地北側から見る住宅棟「グランクロスタワー広島」
前回確認できたように、ビルの外装工事も順次行われていきます。
Bブロック西棟「シティタワー広島」と比較すると、胴回りはこちらの方が細めです。
完成時は高さ166m、地上46階建て。広島で2番目に高い建物になります。
(その2年後には広大跡地に183mができるので3番目になってしまいますが。)
かなりスラっとしたビルになりそうです。
2016年12月の完了予定です。
16枚アップロードしています。
【Flickr】:2015/08 広島駅南口Cブロック再開発
Bブロックも同様ですが、この日は途中から強めの雨が降りだしてしまったため中途半端にしか撮影できませんでした。
9月中旬頃また訪れたいです。