「新白島駅」はJR線・アストラムライン双方の乗換駅として、3月14日に広島市中区西白島に開業しました。
連絡通路など駅の周辺設備の工事が今も続けられています。
2ヶ月ぶりの更新となりました。前回の状況はこちら。
新白島駅建設工事 2015.07(Vol.26) 屋根の拡大
JR新白島駅の南口改札付近から連絡通路を。
改めて見るとJRの駅舎は直線的でスクエアなデザインにまとまっているなと感じます。
今回の記事を読んでいただくとそれが一層感じていただけるはず…
横断歩道橋を進み中央の階段部分まで進みます。
上屋の鉄骨がむき出しになっています。
中央より西側の歩道にはまだ屋根を設置する気配がありません。
JRの駅舎に向かっていく曲線の屋根の輪郭ができています。こちら側には屋根は設置しないのですかね。
中央分離帯のアストラムライン新白島駅の方に進んでいきます。
多少暗くはなりましたが、雨に濡れない程度の屋根がようやくここまでできました。
現在は天井の化粧板や照明等の仕上げ工事が進められています!
階段部分です。
おおおー!なんだこれは!!
ここからアストラムの白い円筒の駅舎までは、木材の天井になるようです。
スポット型のライトが不等間隔にカーブするように配置されています。
階段を降りて見上げます。
ガラリと雰囲気が変わりましたね。
水平に遷移する部分はこのように滑らかな曲線で仕上げられています。
職人さんがこのフローリングのような板を一枚一枚設置しているようです。
階段を降りたすぐ先では、その設置作業が行われていました。
作業されている頭上に黒いボルトのようなものが4本程出ていますが、ここにサインが設置されるのでしょう。
木の化粧板は曲線部分だけでなく水平な部分でも一枚一枚貼り付けられていました。
上屋は曲線を描きながらアストラム新駅の内部まで続きます。
話を伺うと上屋の設置工事は11月末の完了を予定しているそうです。
木目の天井には驚きました。あえて疑問点が残るとすれば
アストラムの真っ白で特徴的な”シェル構造”の駅舎、
コストを抑えつつも「白島」の地名の由来である「箱島」にちなみ立方体や直方体をイメージしたJRの駅舎、
これらとの連続性がいまいち取れていないように感じます。
市、JR、広島高速交通で一つの大きなデザインのコンセプトが欲しかったです。
それでも単体としては本当に美しくて素晴らしいので、完成を楽しみにしたいところです。
ちなみにこの屋根は緑化される計画で、その作業も着々と進められていました。
国道から側道に入る部分の植樹帯も綺麗になりましたね。
最後にJR新白島駅の様子を少しだけ。
ついこの前までは無かった、壁面に設置するタイプの広告が登場していました。
今回は以上です。
全27枚。未公開画像あります。
【Flickr】:2015/09 新白島駅連絡通路