“平成25年度”の開通を予定している広島南道路と上空を走る広島高速道路3号線(3期工事)の様子です。
前回は1月に江波地区へ取材に行きました。西部・商工センター地区は昨年9月に行ったきりなのでほぼ半年ぶりのレポになります。
・広島高速3号線(広島南道路) 江波地区 2013.01
・広島高速3号線(広島南道路) 西部地区 2012.09 (修正)
間が開いてしまって申し訳ないです。湾岸部なのでなかなか行きづらいもので…。
観音地区もぜひ行ってみたいと思います。
では商工センターより進んでみます。
ちなみに宇品方面から進み観音ランプまでで広島高速3号線は終了です。今回の写真は全て一般国道の広島南道路となります。
商工センター側の高架終了区間です。左手(と言っても見えませんが)は広島市の西区スポーツセンターです。
このまま橋梁の北側を進みます。
当然ですが前回より足場が西側に伸び、上部工事に移行しています。
もう少し進んで西側を振り返ると。
この辺りに来ると既にコンクリートの橋桁があらわになり、見た目はかなり完成に近づいていました。
さらに進んで太田川放水路に突き当たる部分。各大学のボート置き場がある所です。
これを道なりに左折し直進すると庚午橋ですね。
おお!
ここから、来た方向を振り返るとこのような感じ。
まさに工事中という感じです。今は仮設の足で橋桁を支えているためトンネルのようになっています。
商工センターへ向かう車はここをくぐり左折します。
さてこの場所から太田川の方を臨みます。
凄い!「激変」の一言!
前回は橋脚が立っているだけでした。半年たって先ほどの道路上はもちろん、川の上空でもかなり本格的に橋桁架設工事が行われています。
前回からの変化と、迫力。2重に驚きました。
まるで何かの要塞のようです。
典型的な張出し工法ですね。両側にコンクリートブロック単位で伸ばしていきます。
続いては、掛けられた桁をくぐって道路の南側に出ます。
くぐってすぐ観音方面を見たところです。
この大きさのクレーンが作業できるほどの人口の地盤を作って工事を行なっています。
ここから見てもかなりの迫力です。
南道路全体で何機のクレーンが作業に当たっているのでしょうね。
広島駅も本格工事が始まりましたし、本当にあちこちで工事を目にすることができるようになりました。
全体。
では道路にそって今度は南側を商工センター方面へ進みます(戻ります)。
前回がまさにこの部分の工事の最中でしたので、北側より広い範囲で完成に近い状態となっています。
広島高速の部分とは異なり片側2車線ですから立派です!
この先の高架終端部の形態は、以前も紹介したこの画像をご参照ください。
もう少し進んでスロープを見てみます。
早く通りたいですね(笑)
写真は以上です。
昨年11月の空港の共用廃止とヘリポート化の手続きが整い、一気に工事が進行しました。
最初にも書きましたが観音地区にほとんど行けていないので次回の高速レポは観音地区へ行くつもりです。
南道路が整えば活用法が検討中の空港跡地と商工センターが繋がりますから利便性は一気に増しますね。
完成は平成25年度ですから遅くとも一年以内です。
楽しみですね。
【国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所】:広島南道路
【広島市】:広島南道路太田川放水路橋りょうデザインの募集