2013年度末の完成に向けて建設が進められている広島高速3号線のⅢ期延伸区間の料金案が発表されました。
Ⅲ期区間は中区吉島から観音までの約2.9kmで、観音に広島南道路高架部(観音~西部間)に接続する料金所が設けられます。
新規開通部分を含む出島~観音間を利用した場合は400円、(吉島はONランプ無し)
それより先、仁保~広島東間いずれのランプから利用した場合でも上限となる700円で利用できるようです。
【広島高速道路公社】:広島高速道路料金(案)【概要版】(PDF。『広島高速道路の料金に係る意見募集について』より)
(上記PDFより)
【中国新聞】:広島高速3号の料金案公表 (以下転載)
広島高速道路公社(広島市中区)は11日、本年度末に全線開通する広島高速3号の通行料金の案を公表した。仁保ジャンクション(JCT)―観音の全線7・7キロを普通車で利用した場合は700円とした。1号、2号を乗り継いで利用しても同額とする。来年4月の消費税増税分を料金に上乗せするかどうかは今後決める。
湾岸を東西に貫く3号の出入り路は宇品、出島、吉島、観音の4カ所で、本年度末までに吉島―観音(2・9キロ)が完成する。
この日、公社の諮問機関「料金問題調査会」が市まちづくり市民交流プラザ(中区)であり、公社が料金案を示した。出島―観音は400円。いずれも距離に応じ積算した。1、2号を乗り継ぐ長距離利用の場合は上限700円にとどめ、割高感を抑える。
消費税率の引き上げ分の料金反映について、公社は「国の課税方針が決まるのを注視する」とした。委員からは「予想通行量は確保できるのか」「柔軟な割引を考えては」などの意見が出た。
公社は10月31日までホームページで料金案に対する意見を募る。調査会は市民の意見を踏まえ、年内に答申案をまとめる方針だ。
(ここまで)
当初の予定通り700円を上限とした対距離料金体系となりましたね。
出島~観音間は400円。高速4号線中広~沼田間と同額になりました。
観音には出入口が無く、料金所を通過すれば実質商工センターまで(観音~西部間無料)行くことになりますが、
それを考慮しても短距離ではかなり割高かも知れませんね。
広島高速道路公社はこの料金案に対して10月31日まで意見を募集しています。
関心がおありの方はご意見を送ってみてはいかがでしょうか。
【広島高速道路公社】:広島高速道路の料金に係る意見募集について