広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
今回は内容が多いので駅舎の「構内編」と「構外編」に分割して紹介しています。
構内編はこちら。
構内では1階と2階を繋ぐ階段が切り替わるという非常に大きな変化がありました。
今回の構外編では北口広場内のペデストリアンデッキなどの変化を中心にお伝えします。
新幹線名店街側の出入口の様子から紹介していきます。
デッキ中央部の大屋根の下部です。
これだけ夜ですがお気になさらず^^;
以前まで足場が残されていましたがこの付近はすべて撤去され、かなり完成の姿に近づきました。
ゲート状の照明もすべての範囲が見えるようになりました。
天井に反射した姿が広島・HIROSHIMAの「H」に見えるのは偶然の産物でしょうか。
内側から。
なんだこの開放感は!
天井が高くとても広々としています。完成時にはバスプールが広がる(工事前の大きさに戻る)ので、
人が歩ける空間は地面のタイルが敷かれている範囲までになりますが、それでもかなりの広さです。
この広い空間の上から真っ直ぐ奥に伸びる中央ペデストリアンデッキ。
これは広島駅では味わったことのない雰囲気です。
中央ペデストリアンデッキに沿って進みます。
2枚目はデッキの反対側から撮影しています。
階段の手摺や橋桁裏の照明なども取り付けられ、完成間近といった所ですね。
市道を越えます。
こちらもかなり完成に近づきました。
下から見ると非常に重厚です。北端の階段にはエスカレーターも設置されます。
駅舎の出入口の方に戻ります。
ホテルグランヴィア方面に向かう西側です。
1階にも2階のデッキと同じような幕素材を使用した上屋が設置されました。
統一感があっていいとは思いますが、ここは建物の影になるのでほとんど直射日光が当たらないので、2階ほどの明るさがありません。
1階はガラスを使用した上屋がいいと思いましたが、コストの兼ね合いもあるのでしょうね。
歩道ブロックが敷き詰められてきれいになったのは言うまでもありません。
変わってこちらはシェラトンホテルに向かう東側です。
こちらの東側は西側の完成後に着手された工区ですが、ペデストリアンデッキ含めてほとんど姿は完成しましたね。
シェラトン側やJR西日本広島支社から伸びる中央デッキが開通すれば、
自由通路建設工事のため導線が悪くなっている広島駅との通行の利便性が格段に良くなります。
今年秋の完成予定となっているので、10月、11月初めあたり、期待したいものです。
【Flickr】:2016/09 広島駅北口改良工事 構外編