過去の記事でご紹介しているように、今年のGWに仙台市に行ってきました。
仙台駅やせんだいメディアテークなどの様子を更新しましたが、実はまだストックが残ってます。
夏の大型連休に入ってしまいましたが、このタイミングなのでまとめて更新しておこうと思います!
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オムニバス的な記事です。主な内容は以下の通りになります。
1.AER(展望テラス)
2.仙台城跡
3.仙台市地下鉄
31階は展望テラス『AER』
仙台駅西口の北側に建つ商業・オフィスの複合ビル「AER」です。
地上31階・地下3階、高さ145.5mあります。
1998年の竣工当時は仙台で最も高いビルでした。仙台駅のランドマーク的な存在です。
最上階には展望テラスがあるというので、仙台駅から立ち寄ってみました。
ペデストリアンデッキで直結しています。低層部分は商業施設です。
中に入り、チケット売り場を探していると、そのままエレベーターホールに着いてしまいました。
なんとここ、無料で誰でも入れるのですね。太っ腹です。
収入源にするというよりは、まずはお客さんに来館してもらって、
付帯する飲食店や結婚式場でお金を落としてもらうという考えでしょう。
あっという間に31階のテラスに到着。
ビルの西面と東面両方に、画像のようなテラスが別れて設けられています。
無料ということもあり、こうした施設によくる飲食や物販の店舗はありませんでした。
平野が続く北東方向です。
東北新幹線が伸びています。
足元でE5系を見ることができました。
東・南東方面です。
中心部が綺麗に区画整理され、要所で広い幹線道路が通っているのも、仙台の街並みが綺麗と言われる理由ではないかと思います。
約1.8km先に、イーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」が確認できました。
今度訪れる時は観戦したいものです。
変わってこちらは南西方面。
商業の中心は、この西口側です。
超高層ビルも左端の「SS30(エスエスサーティー)」や、東北最高層の「仙台トラストタワー」が非常に大きな存在感を表しています。
史跡 仙台城跡
さて、先程の画像で、仙台トラストタワーの背後に位置しているのが、「仙台城跡(青葉城跡)」です。
伊達政宗が築いた仙台城。本丸は焼失しており、建っていた場所をこのように歩けるようになっています。
傍らに建つのは、有名な伊達政宗公の銅像。
付近は公園になっており、高台となっているここから仙台市中心部の景色がよく見えました。
高層ビルがコンパクトなエリアにまとまっており、なかなか重厚な景観です。
ちなみに、仙台城までは仙台市が運行する観光ループバス「るーぷる仙台」を利用しました。
広島で言う「めいぷる~ぷ」(中国ジェイアールバス)のような位置づけです。
【公式】:るーぷる仙台
これが、需要に供給が追いついておらず、車内はギュウギュウで辛かったです…。
乗ってる我々はまだいいですが、あるバス停では長蛇の列で数名しか乗れないような状況もありました。
来訪者が観光目的で乗ってくれているというのは前向きなことだと思いますので、積極的に何らかの対策をした方がいいと思いました。
少し北側には、会議・展示施設の「仙台国際センター」が立地しています。
2015年12月に開業した「仙台市地下鉄 東西線」には、最寄りの「国際センター駅」が設けられました。
仙台市2本目の地下鉄 東西線
1987年に開業した「南北線」に続く、2本目の地下鉄「東西線」が2015年12月に開業しました。
路線名の通り「南北線」は市域北部から南部(泉中央~富澤)、「東西線」は西部から東部(八木山動物公園~荒井)を結んでいます。
2路線は綺麗に十字形を形成しており、JRと合わせて都心部への通勤圏を「面的」に大きく広げる幹になっていると思います。
今回の行動範囲では南北線を利用する機会がありませんでしたので、
この「国際センター駅」を例に東西線の施設を載せてみます。
全路線全駅でホームドアは完備しています。
東西線で導入された「2000系」の車内には、行き先を示すLCDビジョンも装備されていました。
2000系については断面の小さな「ミニ地下鉄」なので、車内の大きさはアストラムラインに近いものでした。
国内において、現時点で計画されている地下鉄の新規路線はなく、
仙台市営地下鉄は実質「最後の地下鉄」と呼ばれています。
100万人規模の街でここまで立派な地下鉄を整備できたのは関係者の意思と努力は相当なものだったのではないかと思います。
我が広島に目を向けたとき、今からこのような地下鉄を新たに建設するのは現実的には不可能ですが、
その熱意や計画性、現状・将来に対する危機感などは大いに見習いたいですね。
さて、交通に関しておまけです。
東京駅から仙台駅まで乗車した新幹線「はやぶさ」。
時速320km運転で、東京-仙台を約1時間半で結びます。
滅多に乗ることがありませんので、すいません。贅沢しました。
グランクラスに初乗車です。飛行機で言うところのファーストクラスですね。
通常の指定席におよそ9,500円で乗ることができます。
飲み物はアルコールも含め飲み放題、軽食も出ます。
”もっと働かなきゃ”という妙な罪悪感も感じつつ、贅沢な時間を過ごすことができました。
しかし、これに乗るなら1時間半は短すぎる…(涙)
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仙台はこうやってみるとまとまっていますね。高層ビルが沢山ってよりも、綺麗にまとまって見えますね。
地下鉄も新しくできて無駄なくまとまった感じがします。広島ももっと路面電車をどうするか具体的に話が進めばいいのですが、トップがあまり興味がないのか、それとも市民が興味ないのか、動きが鈍いですね。
極端に地下鉄派と廃線派が多いからでしょうか。
ちなみに、国内最後の地下鉄は大阪の「なにわ筋線」になりそうです。2031年開業で計画が進んでいる状況です。
路面電車は全域高架に出来ないですかね
平地が多くあっていいですね
管理人さんは、まだ若いから、1970年から1990年頃の時代の変化を見ていない。
地下鉄は時代遅れになっており、自家用車という流れだった。
だから、広島も、先を読んでおり、地下鉄に関して、
特に「熱意や計画性、現状・将来に対する危機感」などは必要なかったと思います。
車優先の政策の中、他都市では路面電車が次々廃線となりました。
広島は路面電車が残り市内公共交通の中心として活躍中ですが
速達性、定時性で見劣りは否めません。
また路面電車が中心部の渋滞原因の一つになっていることも否定出来ません。
当時の政策が公共交通にも車にも
中途半端な政策であったように思います。
地下鉄は別に時代遅れではないですよ。大都市の交通の装置として必要不可欠です。
当時は、経済が豊かになり、車が持てる時代になったので、
都心型から郊外型という時代だったと思います。
だから、地下鉄が必要という広島市民の声も弱くなった。
都心型のダイエー(本店:神戸)が経営破たんして、
郊外型のイズミ(本店:広島)が、それに代わったことが証明しています。
同様に、イオンも郊外型で、イトーヨーカドーもやや郊外型です。
鉄道から車という流れがあったことは事実ですが、
バブル崩壊によって、みんな車が持てない時代に逆戻りしたことが問題です。
みんが車を持てる時代になれば、地下鉄に対する意見も変わってくると思います。
・地下鉄が作れない
・さりとて路面電車の速達化もできない
・郊外にはSCが乱立し
・都心の街づくりにあたっても平和公園周辺に高さ規制を設ける決断すらできない
個々の政策以前に、都市開発に対する一貫した意志のようなものが無いのですよね。
口だけ八方美人で手足は動かず、たまに道楽のように湯水のように税金を使い公共事業をする。
じゃあ誰が悪いのかというと、この現状を変えるような住民運動選挙活動をしてこなかった有権者が悪いということになります。
今回もまた広島市他に対する不満を垂れるコメント欄になるのでしょうが、民主主義国家において行政のやること=住民の選択という事実を忘れてはいけませんね。
他都市との差はそのまま住民の差ということです。
滅多に乗ることがないから贅沢、わかります
私も数年前に乗車したことあります
私の場合、青森から東京までです✌️
グランクラスは東海、山陽新幹線にも欲しいですね。静粛性がハンパ無いです。
地下鉄ネタはコメント欄が荒れる予感。
仙台とはいろいろ条件が違います。
仙台も駅が中心とした典型って感じで街の区画がしっかりして道路事情も広島より
いいように感じる(平野なので土地が余ってるってことでしょうが・・)
だけど地下鉄は反対ですね。成功してるのって東京と大阪と名古屋の一部だけで、
あとは借金垂れ流しで自治体の財政状況を圧迫してること、広島の地下街ですら
地盤が軟弱で予定していた工期と費用が増えた現実をみるといらないです。
それより、西広島バイパスの延長や広電の路線(平和大通りを通行など)の変更など
今ある交通網でやれることはあると思う
皆様
コメントありがとうございます。
私が要因でもありますが、広島の比較が中心となってしまいそうなので、
コメントの受付は終了させていただきました。
何卒、宜しくお願いします。