JR仙台駅 2019.05 <改札内編> コンコース・ホームの様子など

JR仙台駅は、1日には約18万人が利用する巨大ターミナルです。
JRの他に、仙台市営地下鉄の南北線と東西線が乗り入れ、仙台駅を中心に東西南北を結んでいます。

駅の2階レベルには仙台駅東西自由通路が整備されており、2016年3月にリニューアル工事が完了しました。
新通路は幅16m・長さ120mで、公募により「杜の陽だまりガレリア」と名付けられており、仙台駅の新たな賑わいスポットとなっています。
通路の両側には仙台駅の商業施設「S-PAL(エスパル)東館」がオープンしており、
「ガレリア」の名の付くとおり、自由通路上空の連絡通路で回遊性を高めているのが特徴です。

その自由通路の様子は、前回までの更新でご紹介しました。

以前お伝えしているように、先日のゴールデンウィークを利用して、東日本へ行ってきました。 第一の目的地は東京で、既にいくつか記事を更新しております。 https://ab-h
JR仙台駅は、1日には約18万人が利用する巨大ターミナルです。 JRの他に、仙台市営地下鉄の南北線と東西線が乗り入れ、仙台駅を中心に東西南北を結んでいます。 駅の2階レベル

今回は改札内の状況のご紹介です。
5月中に更新するつもりだったのですが、間に合わず間が空いてしまいました。すみません。

広島駅が新しくなったばかりなので、仙台はこうなっているという記録用に、一気に進めます。
位置関係を分かりやすくするため、西口の改札外コンコースからスタートです。

 

このコンコースの中央奥にあるのが、在来線「中央口」です。
2枚目は改札内から、改札外のコンコース方向を撮影しています。

 

振り返りました。こちらが改札内乗り換えコンコース(跨線橋)です。

 

 

 

改札付近は、コンビニや待合スペースがあり広々としています。
ホームへ降りる部分の通路に店舗はほとんど無くシンプルな構造となっています。
中央にエレベーターが設置されていますが、それでも通路には十分な広さがあります。

 

在来線ホーム上に降りてみました。

 

広島駅同様、ホーム上に巨大な人工地盤が覆いかぶさっています。エスカレーター付近以外は無骨さの残る雰囲気ですね。床面はタイル化されていました。
列車たちは、JR東日本E721系を始めステンレス車両が以前から投入されています。
エンジ色の珍しそうな車両も止まっていました。仙台港に入るクルーズ船の乗客向けの特別列車のようですね。

 

こちらも見ることができました。

右が仙台空港アクセス線の車両、
左が2015年から運用が始まった仙石東北ライン専用のHB-E210系です。

 

仙石東北ラインは、東北本線と仙石線の併走区間に連絡線を整備し、豊北本線から直通運転を行うもので、
東日本大震災で被災した石巻を始めとする沿線地域の復興支援を目的に2015年に開業しました。

従来、仙石線は仙台駅の地下から伸びる、全く別の路線でした。

 

 

改札内通路(跨線橋)から、他のホームと同じようにエスカレーターが設置されていますが、たどり着くのは地下1階の地下通路レベルです。
地下の改札口やホームの様子は地下鉄そのもの。
なんとなくしか知りませんでしたが、市営地下鉄の他にもこんな立派なものがあったとは…。
地盤が安定しているのが羨ましいですね。

 

さて、新幹線コンコースも一応記録として載せておきます。

新幹線中央口改札の内側から、改札外コンコースを見た様子です。

 

振り返り、コンコース内を見渡します。

LED発車標には、左端に列車の種別を示すLEDのマーカーが設置されているのが、JR東日本のデフォルトなんですね。
「はやぶさ・こまち」など、連結運転を行う列車は、そのマーカーが2色に分かれて点灯します。

新幹線改札内コンコースは、新幹線中央口改札のあるエリア(こちらがメイン)と、
もう一つ新幹線南口改札というコンコースも別に取られているため、
そこまで広くありませんが、みやげ物の販売店は充実しておりました。

 

新幹線コンコースから、在来線に乗り換えるための改札です。

 

在来線乗り換えについても、画像の中央のりかえ口と南のりかえ口に分かれていることから、それぞれは3レーン程度と小規模になっていました。

 

以上、仙台駅の改札の中を中心にまとめました。
JR仙台駅シリーズはこれで最後になります。

仙台レポートはもう少し続きます。街なかやあの観光スポットも巡ってきたので、それは改めて更新したいと思います。

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