地場の不動産デベロッパー「GAパートナーズ」は、
広島駅から近い南区京橋町の駅前通りが面する土地に、地上14階、250室のホテルを建設しています。
2020年3月末の竣工を予定のプロジェクトです。
前回取り上げた時の状況です。
広島駅から駅前通りを通って近づきます。
駅前大橋南詰から。
ご覧の通り、鉄骨建方が始まり、5~6階程度まで躯体が高さを増していました。
イメージ図の通り、街区内の既存の建物を避けるように、「くの字型」になっているのが確認できます。
2枚目は近くから見てみた様子。
こちら北側の路地にも取り付くようです。
敷地いっぱいに建てられてますね。
このホテルが面する駅前通りには、2025年春の開業を目指し路面電車「駅前大橋線」が整備されることになっています。
電停はできませんが、広島駅南口から駅前大橋の手前まで2階レベルのペデストリアンデッキも整備される事になっているので、アクセス性はとても良好です。
さて、このGAパートナーズが整備するこのプロジェクトですが、ホテルの運営は色々なところの情報を統合すると「ホテルユニゾイン」となりそうです。
【ユニゾホールディングス株式会社】: (訂正)「2019年3月期第2四半期連結決算の概要」の一部訂正について(PDF)
【ユニゾインホテル】:2019年6月1日(土)「ユニゾイン広島」運営終了のお知らせ
中区上八丁堀の合同庁舎東側にあった、「ユニゾイン広島」が6月1日に閉館していたようです。
合わせて、上記の公式リリースの資料には、250室「(仮称)ユニゾイン広島駅前」が2020年春に開業予定であることが記載されています。
紛れもなく、このGAパートナーズのプロジェクトと見て間違いないでしょう。
元の「ユニゾイン広島」は、施設がかなり古かった印象がありましたから、心機一転「ユニゾイン」の巻き返しが始まるようです。
上八丁堀の立地自体は良いところですから、そちらの跡地利用も注目しておきたいところですね。
広島の滞在客を増やすため、夜の賑わいを創出して欲しい!
そうでした、このプロジェクトの詳細が未だでしたね。
間違いなくユニゾインホテルでしょう。
ユニゾホールディングスは旧興銀系の不動産会社。
そう言えば紙屋町の広島興銀ビルの底地も所有して
おりますので、今後は建て替えのプロジェクトの
進展でも期待をしたいものです。
最近開業しているユニゾホテルのグレードはどこも
かなり上がってきているようで、競争著しい
宿泊特化型ホテルのボリューム充実は嬉しい限りで
あります。
広島駅地区では、
JALホテルが、ロイヤルパークホテルに格上げ開業されたことに続いて、
ユニゾインホテルが新築で開業することになり、成長していると思います。
GAパートナーズさんはマンションのソシオシリーズ、商業施設(広島パルコゼロゲート2)に続き、ホテルにも進出し
広島都市圏で活躍されている様です。
当社のHPにある社長さんのコメントを拝見すると、ソシオとはスペイン語で仲間という意味で社名とともに願いを込めていることが書かれていま す。
人手不足が深刻化している広島都市圏では、内外からの観光客により魅力的街づくりが必要のことは勿論ですが、
未来の広島を担う若者達を呼ぶ為の彼らにとってのより魅力的な街づくりが必要になってきています。
基幹産業が比較的順調に成長しつつある広島都市圏内ですが、若者達にとって魅力的な街づくりを得意としている地場企業が少ない様に思います。
GAパートナーズさんはその点に於いて、広島の地場企業の中では、対応が可能な企業に見えますので、今後も市民・地域と協力して力を発揮していただき、広島都市圏と共に拡大・成長し続けていただきたいと願っています。
むーばすさん
ユニゾHDは興銀系だったんですねー!知りませんでした。てっきり新興の不動産会社と思っていました。ヒューリックとかも同様かと思いますが、今は系列色を前面に出さないようにニュートラルな社名を採用するほうが動きやすいのかも知れませんね。
ユニゾ社長の小崎氏は、興銀の後身であるみずほ銀時代に融資の厳格化によりアーバンコーポレーションの経営危機の引き金を引いた人物のようです。アーバンコーポレーションはGAパートナーズの前身。房園氏ほか旧経営陣を排除して身綺麗になったGAと再度の取引にまた思うところもあるのではないでしょうか。
ユニゾの中経にはユニゾイン広島駅前は「保有・運営」とありますから、この案件は竣工後GAからユニゾに売却されるんでしようかね?
GAのホームページの主要取引銀行にみずほの文字はなく、継続して協業というわけではないのでしょう。
HISがユニゾHDへのTOBを発表しました。
建設工事は始まってるので、ホテル自体はできるんでしょうけど、
さて、どうなりますやら。
ユニゾは業績好調にもかかわらず、増資を繰り返した
事で株価は下落を続ける株主軽視の姿勢の会社のよう
ですので、案外うまく行くかもしれないですねー。
でもエイチ・アイ・エスのイメージも良くない訳で
どんなでしょうかと?
あくまでもホテルには良いステータスがあります。
相鉄フレッサインに統合されたサンルートもジェイ
ティービー系でしたが。
こちらの建設中の建物は、「(仮称)ユニゾイン広島駅前」になる予定です。
2020年春ごろのオープンといううわさがあります。
また、6月1日に閉店した旧店「ユニゾイン広島」の後は、CoatHOTELが買い取った模様。「ホテルヴェリエ広島」として、リニューアルオープンされるようです。
早くも今月の18日にはリニューアルオープンをする
みたいですね。値段も五千円以下とお手頃価格です
ので、使い勝手ありそうです。
場所は申し分ないのですが、少々繁華街まで遠いの
が難点でしょうか。
広島もホテルのブランド替えが頻繁に起こるように
なりました。週末を中心に野球のシーズンは満館が
多く出ていますので、部屋数が増えるのは助かります。