JR広島駅南口再整備・駅ビル建替工事 2021.06(Vol.29) 旧駅ビルはあと僅か。駅の内外で様々な変化

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。
従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。
建て替えられる新ビルは地上20階建てで、ホテルや商業施設、シネマコンプレックスを備える複合ビルになる予定です。

また、路面電車が現在の猿猴橋町を経由するルートから駅前大橋線を経由するルートに変更されるとともに、新駅ビルの2階に高架で乗り入れることで、JRとの乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する存在になります。
2025年春の開業を目指します。

前回の状況です。

新型コロナウイルス再拡大により、広島県・岡山県にも緊急事態宣言が再度発令されました。 これを受け、当面の現地取材は原則避け、過去の未公開ストックを活用して、ブログ更新を続けていき

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事業概要

駅ビル建て替えの概要はこちらから御覧ください。

凄すぎる!新広島駅ビルのデザインが発表!巨大吹き抜けや多層に繋がる屋上広場など

 

解体と基礎工事が同時進行する南口

南東側、Cブロック「エキシティ広島」付近から。

 

画像奥に、タワークレーンが設置されました。
先日お伝えしたJP日本郵政による南口オフィスビルです。

手前ではJR新広島駅ビルの基礎工事が大々的に行われており、とてもカオスな状況となっています。
工事の進捗は駅ビルがJPビルを追随しますが、そのうち建設用のクレーンだらけになるのではないかと思います。

 

広島駅南口計画(仮称) 東郵便局建替え 2021.06 (Vol.21) タワークレーン1基設置!

 

橋上駅舎がはっきりと確認できます。

後にも先にもあり得ない光景です。
橋上駅舎の躯体から鉄骨が飛び出しています。駅舎が拡張され、これから建設する駅ビルと直結します。

 

Bブロック「ビッグフロントひろしま」から。

 

杭基礎の掘削工事がはっきりと確認できます。
現在の白い仮囲いのラインが、概ね新しい駅ビルの建築範囲になります。メチャクチャ大きいです。

 

中央付近に目を向けると、小さくなった旧駅ビルが…。

かろうじてまだ形が分かるくらいですが、一気に解体が進んでいますね。
旧駅ビルの解体工事はいよいよ今月中にも終了する予定になっています。
先程新駅ビルの建設ラインに触れましたが、それと比べるとこんなに薄かったのかと。

地下広場への階段の上屋もガラスの撤去が進んでいます。
駅ビルの1階に完全に取り込まれるので、当然ながら上屋もなくなります。

 

上から見ていた通路まで移動してきました。

殺風景すぎる…(笑)

 

バスのりばの中央部付近から旧駅ビル方向です。

このように、閉鎖区域が先月くらいから広がっています。
ついこの前までたくさんの人が通っていた所です。

 

クリア囲いから内部を覗いてみました。

工事前は、まさにこの目の前に銀の噴水がありました。

注目すべきは画像中央やや右。シルバーのパネルに四角い穴が空いていますが、
これは在来線改札内コンコースが駅ビルASSEと連絡口で繋がっていた場所です!!
現在は元連絡改札の場所が、1番のりばへの臨時仮階段が設けられています。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。 建て替えられる新ビルは地

 

 

地下階段から中央口付近の変化

こちらは南口広場ほぼ中央に位置する地下広場への階段。

 

かなり近い所で解体工事をしているため、歩行者防護用のネットで覆われるようになりました。
もう以前の面影がなくなってきましたね…。

 

ここから地下広場に降りた所。

こちらも雰囲気が一変しています。
駅前大橋線が高架で乗り入れるための準備が進んでいます。広場ほぼ中央から階段付近にかけて、天井の化粧板がほぼすべて撤去されています。

 

自由通路の階段を上り、自由通路にやってきました。

 

封鎖され少し暗くなった南口への大階段の姿が印象的です。

今からおよそ4年前の2017年5月28日に供用を開始したこの階段は一旦これで役目を終え、
広さを大幅に縮小して新駅ビルに取り込まれます。

 

祝!広島駅自由通路 暫定開業 2017.05(Vol.82) <中央改札・南口編>

 

 

1番のりば上空の増床工事など

中央改札から、在来線コンコースへ。

このスペースが増床されます。

 

このスペースに接している1番のりばへの階段です。

 

 

なにか雰囲気が違うと思ったら、照明類がすべて取り外され仮のものが取り付けられています。

そうか…。この階段の上屋もすべて取っ払うのですね。

 

2番のりばから確認。

 

すでに1番のりばの階段の上屋に足場が取り付けられています。
いわばこれまでの形の方が暫定形。これから行う工事により橋上駅舎及び駅ビルと一体化し取り込まれるので、この上屋は一旦撤去するようです。

ポッカリ空いたこの空間が人工地盤で埋められます。

 

端の方から南口方面を。

いや~本当に何もないですね。

完成時には、目の前は巨大な駅ビルが横たわっているあまり面白みのない風景になるはずなので、
今のこの景色は記憶にとどめておきたいです。

 

広島駅ビル「ASSE」は2021年6月にはすべて解体が完了
並行して新駅ビルの建設に着手し、駅前大橋線と合わせ2025年春の開業予定です。

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1 Comment

  1. タミー Reply

    取材・レポートお疲れ様です。

    旧駅ビルの残骸も僅かとなり名残惜しくもあり哀愁を感じます。

    広島市民球場(マツダスタジアム)の移転以降、広島駅南口の怒涛の再開発事業がいよいよクライマックスを迎える夜明け前の静けがこのブログを拝見すると非常によく伝わってきます。

    こちらは、個人のブログでありながらこれだけ公共性が高く高品質な運営は、広島の街づくりの歴史を語る遺産としての高い価値を強く感じ、哀愁と共に改めて鯉党α様に深く感謝致します。

    転居先の岡山の街を御覧になって見習うべき点と外からでは気付かなかった様々な問題点も見えてくると思います。

    街づくりに於いて、特に駅周辺と旧市街地との関係は広島・岡山に限らずあらゆる都市・都市圏の共通の課題でもあると思います。

    しかし大きな流れとして利便性に勝る駅周辺の優位性を歪曲し、過小評価した街づくりを続けるとその都市の成長を著しく抑制してしまうと私は思っています。
    それは郊外と駅周辺をも含んだ中心街とのバランスに於いても同様なことが言えると思っています。

    広島の街は被爆からの復興という極めて希な特殊性から、旧市街地の在り方も異例であることも一定の理解は出来ます。しかし、広島の街は国際平和都市であると同時に120万市民・230万広域都市圏民が生活している現代の一都市・一都市圏でもあります。
    広島の街づくりでは、その両者のバランス感覚の希薄さ、周辺各都市圏との市民感覚レベルでの協調性の欠如を常々痛感しています。

    広島駅周辺の街づくりは、そういった多くの問題点の解決に対する可能性が非常高い様に思えるので大きな期待を寄せています。

    人それぞれに感性の相違はあると思います。ブログ主様は、それらの多様性を認め合い、尊敬し合おうと努められていることがひしひしと伝わってきます。

    これから広島駅周辺の再開発事業がクライマックスへと一気に突き進むレポートを楽しみにしてます。

    宜しくお願い致します。

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