日本郵政不動産は、広島駅南口に隣接する「広島東郵便局」を再開発する「広島駅南口計画(仮称)」の概要を、2019年5月に明らかにしました。
再開発ビルは、オフィスや店舗、駐車場を備える地上19階建て・延約4万4,000平方メートルと大規模なビルになる予定です。
既存の広島東郵便局の解体を2019年秋頃から始め、2022年秋ごろの開業を目指します。
前回の状況はこちら。
事業概要
建物の詳細な規模やイメージはこちらにまとめています。
【CBRE】:広島駅南口計画(仮称)
急成長!鉄骨建方順調に進む
地上部分の工事が本格化したこのビル。鉄骨造なので、躯体本体はあっという間に積み上がっていきます。
一番インパクトのある画像からお届けしていきましょう。
JR在来線コンコースから。
見たことのない巨大な壁が見えるんですが・・・
景色が一変しています。本当に上に伸びるのが早いこと早いこと。
前回8月中旬の更新時点で、後追いで構築されていたビル北側(線路に近い部分)も鉄骨が組まれ、
完成時の本来の胴回りになりました。
圧巻の太さです。
2番線からよく見ます。
駅ビルがない今だからこそ見える角度です。
改札を出て、南口広場に移動しました。
反対方向に目を向けても、エキシティヒロシマのガラスカーテンウォールに姿が映ります。
全景です。
タワーの姿がイメージできるようになってきましたね。
まさに今組み立てが行われているところを。
目測ですが、この一番高いところで現在11~12階あたりと思われます。
完成時は倍近い高さになります。
ひと月前は6階程度だったので、1ヶ月で5フロア程度でしょうか。
年末までに鉄骨だけは最上部に到達しそうです。
鉄骨の搬入ペースも凄いのでしょうね。施工管理本当にお疲れさまです。
低層部分。
現在搬入口になっているあたりまで歩行者デッキが続き、ここで1階に降ろされます。
私もこのまま駅西高架橋の西側に移動していきます。
と、その前に、城北通りを挟んだJPビルの南側にあるビルの解体状況を。
シートの内部は2階くらいまで解体が進んでいました。
周囲のホテルなどを周って見てみましたが、特に閉館するような動きはないように見えました。
単独での建て替えとなるのでしょうか。
広島駅周辺の景色を変えつつあるビルの姿
駅西高架橋の西側からの光景です。
はっきりと高架橋より高い建造物が現れることで、密度が増した感覚があります。
駅西高架橋を渡り、その先の上柳橋から広島駅周辺を眺めました。
ちょうど駅西高架橋が見えなくなるあたりに、巨大な鉄骨の塊が姿を表しつつあります。
もともと4階建て程度の郵便局舎だったので、ここに高層ビルができると印象がまるで変わります。
駅西高架橋と。
広島東郵便局を建て替える「広島駅南口計画(仮称)」は、2022年秋頃の開業予定、
広島駅南口の新駅ビルは2025年春の開業予定です。